イーソル株式会社は、2025年6月5日に行われる「ソフトウェア・デファインド・ビークル・サミット 2025」(SDVサミット2025)にて、ゴールドスポンサーとしての役割を果たします。このカンファレンスは、自動車技術におけるソフトウェアの重要性と将来について、幅広い専門家が集まって議論する場です。業界のリーダーや専門家が一堂に会し、技術の最前線でのアイデアや解決策を共有します。
SDVサミットは、産官学連携の重要性が強調される場であり、政府機関や大学も参加しています。イーソルは、業界全体の発展に寄与することを目指し、特にソフトウェアが推進する次世代モビリティ技術に焦点を当てています。権藤正樹代表取締役社長は、当社が提供する技術を基に、自動車業界における革新を促進することを旨としています。
当日は、権藤社長による「AUTOSAR Adaptive Platformの上と下」と題した特別講演が行われ、Adaptive Platformのシステム設計に関する課題や適用についての洞察が発表される予定です。講演は、朝の10時10分から10時35分にかけて行われ、セッションの後には、イーソルのソリューションを展示するブースも設けられます。
SDVサミット2025の会場は、JPタワーホール&カンファレンスであり、参加者が直接意見交換できる情報交換会も18時10分から19時30分まで開催されます。この機会を通じて、参加者同士のつながりが深まることが期待されています。
イーソルは、自社の技術力を活かし、自動車業界の革新をリードする存在であり続けます。特に、組み込みシステムやエッジコンピューティング分野において、グローバルなリーディングカンパニーとしての地位を確立しており、高品質で安全なソフトウェアの開発に取り組んでいます。
eSOLの基盤となるのは、独自のマルチカーネルテクノロジーを駆使したリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)であり、これによってプラットフォームやアプリケーション層をトータルで提供する“Full Stack Engineering”を実践しています。この技術により、車載システムだけでなく、FA、人工衛星、医療機器、デジタル家電など様々な組み込みアプリケーション領域でのニーズに応えています。
さらに、イーソルは国際的な標準化活動にも積極的に取り組み、自動運転に必須の要素であるAUTOSARやAutoware技術に関する研究を進めています。2025年には創業50周年を迎え、東京証券取引所スタンダード市場に上場することが決まっています。世界でも数少ないOSベンダーとしての実績を誇るイーソルは、さらなる技術革新と発展を目指し、今後も業界に貢献し続けることでしょう。