バルカー新工場の稼働
2025-08-06 13:52:29

バルカー、愛知県田原市に国内最大級のフッ素樹脂ライニングタンク工場を開設

国内最大級のフッ素樹脂ライニングタンク工場が稼働開始



株式会社バルカー(東京都品川区、代表取締役会長CEO 瀧澤利一)の100%子会社、株式会社バルカーミカワフロンテック(愛知県新城市、以下「VMF」)が、愛知県田原市に新たに設立したフッ素樹脂ライニングタンクの一貫生産工場(田原工場)が本格的に稼働を開始しました。この田原工場は、国内において最大規模のフッ素樹脂ライニングタンクの生産施設として位置づけられています。

世界一クリーンなタンクを目指して



フッ素樹脂ライニングタンクは、半導体製造過程で使用される高純度薬液(レジスト、スラリー、洗浄液など)の貯蔵や搬送に不可欠な設備です。このタンクは、高機能な化学薬品に長時間曝されるため、極めて高い清浄性と耐薬品性が求められます。そのため、この分野で供給可能なメーカーは限られています。田原工場では、最先端の設備と独自の技術を組み合わせて「世界一クリーンなタンク」の実現を目指しており、さらなる高品質化と生産効率の向上を図っています。

グローバルサプライチェーンの強化



最近、半導体産業は急速に発展し、特に東アジアでは新しい工場の建設が進んでいます。それに伴い、フッ素樹脂ライニングタンクの需要が急増しています。バルカーグループでは、これまで台湾工場が中核拠点でしたが、田原工場の稼働によって、さらなるグローバルな供給能力の確立を目指します。これにより、国内での需要増加と東アジア市場の拡大の双方に対応する体制が整いました。

地域と共に成長する「Made in Mikawa」



VMFは地域密着型企業として、その名に「ミカワ」を冠し、三河地域から世界へ向けた持続可能な成長を目指しています。この社名には地域社会と共に発展し、三河から世界市場に貢献するという強い思いが込められています。今後、田原工場から生まれる「Made in Mikawa」のフッ素樹脂ライニングタンクが、世界中の先進的な半導体製造拠点で活躍する姿を目指し、一層の成長を続けていく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社バルカー
住所
東京都品川区大崎2-1-1ThinkParkTower24階
電話番号
03-5434-7370

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