VENTURE FOR JAPAN第4期生募集の開始
「VENTURE FOR JAPAN」は、経営者の直下で人材育成を行うプログラムです。このプログラムは地域のベンチャー企業や中小企業と新卒・第二新卒の若者を結びつけ、彼らが持つ個性やポテンシャルを最大限に引き出すことを目的としています。
この取り組みは2019年に始まり、これまでの参加者は実際にプログラムを通じて企業に在籍しながら、事業推進に貢献しています。今年の春には初期の参加者が無事にプログラムを修了する運びとなり、次なる第4期生の募集が発表されました。
設立の背景
特定非営利活動法人アスヘノキボウが設立した「VENTURE FOR JAPAN」は、東日本大震災後の地域復興活動を通じて誕生しました。宮城県の女川町を中心に、人々の生活や地方産業を再生させるためのさまざまな活動を行っています。これまでに574名以上の若者が「お試し移住」や「地元企業へのインターン」を経験し、新たな可能性を見出しています。
しかし、「お試し移住」や「地元企業へのインターン」が終了すると、若者たちは就職の選択肢に悩む場面が多く見受けられます。加えて、地域の企業も魅力的な経営者がいるにもかかわらず、知名度が低く、人材確保に苦労する状況があります。この課題を解消するため、若者と地域企業をつなげるプログラムの重要性が高まってきました。
プログラムの特色
「VENTURE FOR JAPAN」は、アメリカの「VENTURE FOR AMERICA」を参考にして設計されています。このプログラムは、年々応募者が増加し、現在では年間3,000名以上の学生が参加する人気プログラムに成長しています。
日本では、初期研修や中間研修に加えて、月ごとのコーチングや著名な起業家との対話を通じて、参加者が各企業で事業推進を行えるよう支援しています。2022年度からは、東北以外の地域にもプログラムを拡大し、全国からの参加企業の募集を開始しました。これにより、個性を持つ若者が全国各地で新しい事業を創出し、働き方や生活の方式を変えていくことが期待されています。
募集要項
参加企業ごとに求める人物像や選考フローは異なるため、詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
最初に公開される企業には、静岡県浜松市の株式会社サカエ(新規事業開発プロジェクト責任者)、宮城県名取市の株式会社ゼンシン(事業企画)などがあります。
イベント情報
随時、説明会や個別相談会を開催しています。プログラムの詳細や応募方法については、公式ウェブサイトをチェックしてください。
公式ウェブサイト
詳しい情報は
Venture for Japanの公式サイトをご覧ください。また、興味がある方は積極的にイベントに参加して、自分自身の可能性を広げてみませんか。若者の力を地域の企業に活かし、新しい挑戦を楽しむ素晴らしい機会です。