野口水産、73日での快挙
北海道の水産物を扱う株式会社ヤマニ野口水産が、株式会社KASHIKAの支援を受けてTikTok Shopを開設し、わずか73日で累計売上1,000万円を達成しました。この急成長の背後には、データを元にした戦略がありました。
成長のスピード
2026年2月8日にTikTok Shopを開設した野口水産。初月は118万円からスタートし、翌月の3月には512万円という驚異的な成長を遂げました。4月22日には371万円を追加し、月末には更に523万円が見込まれるとのこと。これらの数字は、従来のECサイト(Amazon・楽天)全体の売上を大幅に上回るもので、TikTok Shopが同社の新たな主力販売チャネルになったことを示します。
バズ解析が生んだ成功
急成長の鍵となったのは、KASHIKAが提供するSNS運用支援ツール「2nd Buzz」です。このツールは食品SNSに特化しており、運営チームは8ヶ月で100万フォロワーを獲得した実績があります。野口水産では、2nd Buzzの「バズ解析」機能を利用し、拡散しやすいコンテンツを科学的に分析しました。
具体的には、商品の魅力や臨場感を伝える動画を月に4本制作するオーガニック施策を展開。また、約160人のインフルエンサーにリワード型で商品を紹介してもらい、人気動画をTikTok広告としてプッシュする戦略を取っています。これにより、広告費を抑えつつもオーガニック投稿が売上に大きく貢献する結果を生んでいます。
購買層の分析
購買者は主に25〜34歳の男性が多く、地域的には東京、埼玉、神奈川の首都圏が中心です。このように北海道の水産加工品が、TikTokを介して首都圏の若年層に直接販売されるという新たな販路が開かれました。従来のECでは難しいアプローチを成功させたのです。
今後の展望
今後KASHIKAでは、この成功モデルを他の食品メーカーにも応用していく方針です。SNSを通じて販路拡大に苦戦している中小事業者に対して、データに基づいた運用支援を行い、成功事例を広げていくことが目標です。これは、中小規模食品メーカーにとって新たなチャンスになるでしょう。
まとめ
野口水産の例は、SNSの力がいかに新しい販路を開くかを示す良い事例です。KASHIKAの「2nd Buzz」を利用したデータドリブンなアプローチは、これからのマーケティングにおいてますます重要になるでしょう。このような成功事例が増えることで、食品業界全体が活性化することが期待されます。