若手職員の定着を目指した自治体向けオンライン説明会開催

自治体向け「若手職員の離職防止」オンライン説明会について

日本全国の自治体において、若手職員の早期離職は深刻な問題として取り上げられています。一般社団法人日本経営協会は、2025年9月24日の午後1時30分から3時にかけて、地方公共団体の人事・教育研修担当者向けに「若手職員の早期離職防止と定着のポイント」と題するオンライン説明会を開催します。この説明会では、若手職員の定着を支援するための具体的なアドバイスを専門講師が提供します。

若手職員の離職状況とその背景

現代のVUCA（不安定性、不確実性、複雑性、曖昧性）時代において、若手人材の定着と育成は、組織の力を維持・向上させる上で欠かせない課題です。特に地方公共団体では、若手職員が抱えるストレスや働き方に関する問題が早期離職の大きな要因となっています。本説明会では、これらの課題を解決するための第一歩として、若手職員の離職状況を解説し、その背景にある具体的な要因について考察します。

定着に向けたコミュニケーションの仕組み

若手職員が職場に定着するためには、十分なコミュニケーションが不可欠です。オンライン説明会では、職員間の距離を埋めるためのコミュニケーションの仕組みや、その運用方法についてもお話しします。特に、若手職員との関わり方を、個人アプローチと組織的アプローチの2つの視点で考えることが重要です。具体的なコミュニケーションの手法を学ぶことで、若手職員との信頼関係を築く助けとなるでしょう。

講師の紹介

講師は、一般社団法人日本経営協会の平田幸恵氏です。平田氏は2級キャリアコンサルティング技能士やキャリアコンサルタント、産業カウンセラーの資格を持ち、若手職員の定着支援に長年携わってきました。営業から創業支援まで多様な業務を経験し、2005年からキャリア教育や就労支援に取り組んでいます。多くの現場で「キャリア形成は早期からの支援が鍵」という信念のもと、若手からセカンドキャリア世代まで幅広く支援を行っています。