新しい時代の自己管理をサポートする卵巣予備能セルフ検査キット
株式会社つばめLaboが、令和6年度世田谷区地域連携型ハンズオン支援事業「SETACOLOR」に参画し、女性のライフプランをサポートするために卵巣予備能セルフ検査キットの開発に取り組んでいます。このプロジェクトでは、若い世代が自身のライフプランを考え、健康に対する理解を深めることを目指しています。
プロジェクトの背景
女性が自身の身体について知ることは、将来のライフプランにおいて極めて重要です。卵巣予備能を測定することで、卵子の残数を推測し、妊娠の可能性や今後の健康管理に役立てることができます。この検査キットがあれば、女性たちは自宅で手軽に自分自身の健康状態を把握できるようになります。
「SETACOLOR」プログラムの一環として、最大150万円の助成金と専門家のサポートを受けることができるのも大きなポイントです。このプロジェクトは、ライフプランに向き合うためのワークショップを開催し、参加者に検査キットを提供して、自分自身と向き合う機会を提供します。
自宅でできる卵巣予備能セルフ検査キット「cheQL-AMH-」
この秋に発売予定のセルフ検査キット「cheQL-AMH-」は、自宅で微量の血液を採取するだけで卵巣予備能を調べることができます。AMH(抗ミュラー管ホルモン)を測定することで、自分の身体の状態を把握し、今後の妊娠についての選択をより明確にすることが可能です。結果は約1週間でスマホに通知され、助産師との個別相談もオプションで受けられます。
健康管理のためのネットワーク
卵巣予備能セルフ検査キットは、特に妊娠を希望する女性だけでなく、健康管理に興味のある全ての女性におすすめです。併せて、郵送で行う腟内細菌検査や性感染症検査も用意されており、これらの検査を通じて自分の健康状態を知り、適切なケアを実施することができます。
また、株式会社つばめLaboはウィメンズヘルス領域での取り組みを強化しており、HPVワクチンの普及やアフターピルの提供なども行っています。こうした活動を通じて、女性の健康を支える環境を整えていくことを目指しています。
まとめ
株式会社つばめLaboが取り組む卵巣予備能セルフ検査キットは、女性が自分の身体を理解し、未来に向けた選択を行う手助けをする画期的なプロジェクトです。自分自身を知ることが、より良いライフプランを描くための第一歩です。専門家との連携により、安心して検査を受けられる環境が整っているため、ぜひこの機会に自分の健康を見つめ直してみてはいかがでしょうか。