NEXYZ.Groupの2024年9月期第3四半期決算: 成長を続ける戦略
株式会社NEXYZ.Groupが、2024年9月期第3四半期連結決算を発表しました。売上高は前年同期比で5.9%の増加を示し、特にメディア・プロモーション部門における営業利益のアップが際立っています。具体的には、営業利益は384百万円、経常利益は363百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は182百万円という数字が示されました。
この成長は、エンベデッド・ファイナンス事業における取り組みの強化が大きく寄与しています。具体的には、80社を超える金融機関や各種団体との連携を強化した「ネクシーズZERO」のさらなる普及により、需要が喚起されています。また、経済の正常化に伴って業務用LED照明や空調、冷蔵庫などの商材の売上も好調につながりました。
メディア・プロモーション事業においては、アクセルジャパンの好業績が功を奏し、2023年9月期の通期利益を上回る達成を見せています。これは、NEXYZ.Groupが展開するさまざまなメディア戦略の成功を裏付ける結果と言えるでしょう。
特に注目すべきは、NEXYZ.Groupの投資戦略です。投資先である株式会社タイミーが2024年7月26日に上場し、その際に保有する普通株式の一部を売却しました。この売却により、398百万円の特別利益を見込んでおり、四半期連結会計期間においても安定した収益を確保する見込みです。
会社は、個人投資家をターゲットとしたIR活動の強化にも力を入れています。SNSやIR note マガジンを通じて、これまで伝えきれなかった情報を発信し、投資家とのコミュニケーションの向上を図っています。これにより、個人投資家の理解を深め、さらなる投資機会を提供することを目指しています。
NEXYZ.Groupは、今後もエンベデッド・ファイナンス事業やメディア・プロモーション事業の成長を基盤に、持続的な成長を目指していくことでしょう。同社の最新情報や投資家向けのリソースは、公式サイトで随時更新されているため、投資家の皆さんはぜひチェックしてみてください。