ものづくりセッション
2019-05-15 11:50:03
墨田区と世田谷区の連携が生む、新たなものづくりの未来を探るセッション
2019年6月13日、墨田区と世田谷区の魅力を融合させる「TOKYOものづくりセッション」が開催されました。この交流イベントは、地域のものづくり事業者が集い、新たな協業のチャンスや気づきを得ることを目指しています。今回は「これからの教育と地域企業との関わりを考える」というテーマのもと、地域の教育に関わる事業者にスポットライトを当てたトークセッションが行われました。
イベントの概要と目的
本セッションは、墨田区と世田谷区両地域のものづくり事業者や教育に関心のある方々が一堂に会して意見を交わす場となります。テーマに沿ったトークセッションは、参加者に新たな視点を提供し、地域企業が持つ教育の役割について考える機会を提供します。
第一部:トークセッションの内容
トークセッションでは、墨田区に新しく開学する「i専門職大学」や世田谷区の「現代応用経済学ラボラトリ」についても言及されました。これにより参加者は、教育機関における地域企業の役割と、如何にして相互に影響し合えるのかを学びます。登壇者には、実績豊富な企業代表者や大学教授が集まり、それぞれの視点からの意見が交わされました。
魅力的な登壇者たち
株式会社浜野製作所の浜野慶一氏は、町工場を今の時代に適応させるための経営戦略や地域貢献の重要性について自身の体験を踏まえて話しました。浜野氏は、火災によって工場を失った経験や地域の支援を受けて復活したエピソードを共有し、多くの来場者が感銘を受けました。
一方で、株式会社マルサ斉藤ゴムの斉藤靖之氏も、自らの企業の成長ストーリーを通じて少子高齢化の中での挑戦と可能性を語ります。彼は手作り風船工場の買収や海外進出について経験を共有し、聴衆に刺激を与えました。
自由交流会・ネットワーキング
トークセッション後には、参加者同士が軽食を食べながら自由に交流できる時間も設けられました。名刺交換や情報共有が活発に行われ、行政区を超えた連携が生まれる場となりました。これにより、ものづくりに情熱を持つ方々が直接つながる貴重な機会となりました。
「TOKYOものづくりセッション」の意義
このイベントは単なる地域交流にとどまらず、参加者に持続可能なビジネスモデルを考えるきっかけを提供しています。今後も世田谷区と墨田区の連携がさらに深化し、新たなものづくりの未来が創造されることが期待されます。
IID 世田谷ものづくり学校について
また、IID 世田谷ものづくり学校は地域のクリエイターやデザイナーが集まり、共有オフィスとしての機能を持つ魅力的な場です。ここでは入居者同士のコラボレーションが盛んに行われ、ものづくりの経験を共有する場としても注目されています。
このように、「TOKYOものづくりセッション」を通じて、地域企業が結びつくことで新しい未来が築かれていくのです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ものづくり学校
- 住所
- 東京都千代田区一番町4-42
- 電話番号
-
03-5481-9011