新時代のデジタル化
株式会社obnizは、IoTサービス「obniz Now」を通じて、製造現場でのデジタル化を促進しています。このたび、滋賀県に本社を置く株式会社ディジ・テックの計測器「DKA-102」とデジタルメジャー「DDM-102」が、このobniz Nowに対応しました。異なる計測機器がBluetoothで接続され、スマートフォンなしでも自動的にデータ送信が実現することで、効率的な現場の運営が可能になります。
DXの実現と作業効率の向上
obniz Nowとディジ・テックのBluetooth®アダプタを組み合わせることで、計測器のデータをWebダッシュボードからリアルタイムに確認できる環境が整います。これは製造現場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を簡単かつ迅速に実現する大きな一歩です。
具体的なメリット
1.
既存機器の有効活用
DXを進める際、新たに高価な機器を購入する必要はありません。現在使用している計測器の多くをそのまま使用しつつ、デジタル化することが可能です。
2.
作業負担の軽減
計測値が自動的にデータ化されるため、手作業での読み取りや記録が必要なくなります。これにより、作業効率が大幅に向上し、従業員の負担も軽減されるでしょう。
3.
ヒューマンエラーの削減
自動化により、従来あった手入力のミスや誤記入を削減できます。
4.
危険作業の軽減
高所や暗所での計測作業を減少させることができ、従業員の安全性向上にも寄与します。
5.
異常監視機能
データの異常値を常時監視し、自動で通報する仕組みも構築可能です。このため、異常発生時の初動対応も迅速に行えます。
DKA-102Bの特徴
DKA-102Bは特殊設計のもと、小型・軽量でさまざまな計測器と接続可能という特徴を持ちます。接続はオプションのケーブルを利用し、ワンタッチでBluetooth®対応機器にデータを送信可能です。リチウムイオンポリマー電池を搭載しており、15時間以上の稼働時間を持ち、屋外作業にも対応したJIS防沫準拠の設計です。
DDM-102の特性
DDM-102は長尺物をコンベックスで測定し、そのデータをBluetooth®を用いて送り出します。「長さ」「面積」「体積」の3種の測定ができ、ニーズに応じて「3.5m」「5.5m」「7.5m」の製品から選択可能です。充電は1回3時間で済み、8時間以上の運用ができます。
obniz Nowの利便性
obniz Nowでは、専門的なソフト開発が不要であるため、導入費用を抑えられ、迅速にIoT化を進めることができます。機器から得られるデータは常に分析・管理可能であり、スマートメンテナンスを実現します。このようにして、企業のデジタル化を手助けする新しい取り組みが進行中です。
企業情報
株式会社obnizは、東京都豊島区に本社を構え、スマートデバイスを中心にIoTソリューションの開発や販売を行っています。その特許技術によって、企業のデジタル変革を支援し続けています。全ての企業に共通のソフトウェアを展開し、コストの最適化と短期間での導入を実現するobniz Nowは、業界にとって代替のないパートナーとなることでしょう。