町田そのこが贈る夢と希望の王道ファンタジー『ハヤディール戀記』
本屋大賞を受賞した著者、町田そのこが待望の初長編小説『ハヤディール戀記』を発表します。この作品は2025年12月23日に上下巻として同時に発売され、ファン待望の内容となっています。
町田さんは、2021年の本屋大賞を受賞した『52ヘルツのクジラたち』の影響を受けて、その読者層を魅了し続けてきました。最近では、来春にNHKでドラマ化予定の『コンビニ兄弟』など、幅広いジャンルでの創作に挑戦していますが、今回は長年温めてきたファンタジー作品に挑戦。自身初の上下巻という形でリリースされる本作への期待は高まるばかりです。
10年かけて磨き上げた作品
『ハヤディール戀記』は、町田さんが作家を目指していたデビュー前から着手していた作品であり、プロデビュー後も10年以上かけて手を加えてきたものです。その結果、原稿用紙にして1200枚を超える大作が完成しました。彼女が大好きなファンタジー設定をすべて盛り込んだこの作品は、夢と希望、憧れを詰め込んだ「オリジナルスペシャルパフェ」とまで称されています。
異世界ハヤディール王国の物語
舞台となるのは、中世ヨーロッパ風の「ハヤディール王国」。ある伝説が語り継がれるこの王国では、巫女エスタと騎士団長レルファンが中心人物となり、様々な事件に巻き込まれていきます。お互いに引かれ合いながらも、エスタが新しい神妃に選ばれることで、二人の関係に暗雲が立ちこめます。
神妃祭の最中にエスタが何者かに誘拐され、王宮内で暗殺事件も起こる中、彼女の生い立ちに秘められた謎が明らかになっていきます。これにより、ハヤディール王国に隠された血塗られた過去が浮き彫りになるのです。
町田そのこ氏の作品としての独自性
町田そのこは、福岡県出身で、「カメルーンの青い魚」で女による女のためのR-18文学賞を受賞。2017年にデビュー以降、様々な文庫を発表し、多くの読者から支持を受けてきた人気作家です。『52ヘルツのクジラたち』での受賞を経て、さらにその名声を高めています。
著作には『蛍たちの祈り』や『月とアマリリス』など、幅広いジャンルがありますが、本作『ハヤディール戀記』では、彼女の独特の視点から描くファンタジーの新境地を感じることができるでしょう。
書誌情報
- - 書名: ハヤディール戀記(上・下)
- - 著者: 町田そのこ
- - 定価: 各1,056円(税込)
- - 判型・製本・頁数: 文庫判・並製(上)400ページ、(下)392ページ
- - ISBN: 978-4-569-90531-0(上)、978-4-569-90532-7(下)
- - レーベル: PHP文芸文庫
- - 発行: PHP研究所
- - 発売日: 2025年12月23日
この作品を手に取ることで、町田そのこが描く夢と冒険、そして人間ドラマのストーリーに出会えることでしょう。王道ファンタジーの魅力を存分に感じることができる『ハヤディール戀記』、ぜひご期待ください。