入れ歯銀行バス
2024-08-29 15:01:39

被災地支援を目的とした移動式診療車両「入れ歯銀行バス」初稼働

被災地支援の新たな取り組み「入れ歯銀行バス」



近年、自然災害が頻発している日本。その中で、歯科医療の重要性が再認識されつつあります。特に高齢者にとって、入れ歯は食生活や健康に直結する重要な要素です。そこで利便性を考慮した「入れ歯銀行バス」が登場しました。この移動式診療車両は、マイクロバスを改造し、入れ歯に関する診療やサービスを提供することを目的としています。

南海トラフ地震に備えて



消防庁が昨年八月に南海トラフ地震の臨時情報を発表した後、全国的に防災意識が高まりましたが、その一方で、具体的な備えの重要性も広がっています。特に、東日本大震災では多くの高齢者が入れ歯を失ったり、入れ歯の供給が滞ったために健康を損なうケースが相次ぎました。これらの教訓を踏まえ、入れ歯銀行バスは迅速な支援を可能にします。

入れ歯銀行バスの初稼働



2024年9月8日、石狩市にて「入れ歯銀行バス」の初稼働を記念した無料相談会が開催されます。このイベントは、ツルハドラッグ花川南店の駐車場で行われ、入れ歯のメンテナンス方法や、災害時に必要なデータ保管サービスを提供します。

無料相談会の内容



1. 入れ歯洗浄指導:清潔な入れ歯ライフを送るためのアドバイス。
2. 入れ歯データ保管:もしもの時にすぐに入れ歯を作成できるよう、データを保管。
3. 噛む力の測定:現在の入れ歯の状態を確認し、必要な場合に新しい入れ歯の制作へつなげます。

高齢者に優しい支援



入れ歯銀行バスは、単なる移動診療所ではありません。被災地でのスピーディーな入れ歯制作や、高齢者が住む無歯科医地区への出張診療も視野に入れています。3Dスキャナーや3Dプリンターを積むことで、災害発生時に迅速に入れ歯を作成できます。こうした技術を駆使し、高齢者が再び「噛める」生活を取り戻すために尽力しています。

代表の熱い想い



この取り組みを進める株式会社お守り入れ歯の代表、池田昭氏は、「防災意識は時が経つにつれ薄れがちですが、普段からの備えが重要です。このバスを通して、より多くの人々に防災を身近に感じてもらえればと思っています。」と語っています。

今後の展望



今後も入れ歯銀行バスの活動を通じて、全国に安全と安心を広げ、多くの人々が困難な状況を乗り越えられるような支援を行っていく考えです。これにより、入れ歯関連の支援のみならず、地域全体の防災意識を高める一助となればと願っています。

無料相談会の詳細


  • - 日時:2024年9月8日(日)10:00~16:00
  • - 場所:ツルハドラッグ花川南店駐車場内
  • - 連絡先:011-596-8814(平日9:00~18:00)

この機会に、入れ歯に関する不安を解消し、安心した生活への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社お守り入れ歯
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