新たな時代の金融取引を切り開くStrium Networkの全貌
2026年2月5日、東京でStartale GroupとSBIホールディングス株式会社が次世代のレイヤー1ブロックチェーン「Strium Network」を発表しました。このプラットフォームは、暗号資産やトークン化株式、現実資産に連動した金融商品など、あらゆる金融資産を対象としたオンチェーン取引専用の環境を提供します。
Strium Networkの特徴と目的
Striumは、24時間365日稼働する市場を構築し、現物およびデリバティブの取引を効率的に行うことを目指しています。これによって、株式やその他の金融資産がトークン化され、効率的な取引と迅速な決済が可能になります。
特に、Striumは既存の金融市場が抱える課題、つまり取引時間の制約やコストの問題を解消する手段を提供します。これは、不必要な手数料から投資家を解放し、高い流動性を実現することで、スムーズなマーケットメーキングを実現する目的があります。
戦略的パートナーシップによる効果
このプロジェクトは、2025年に両社が合意した戦略的パートナーシップの中で重要な一歩を踏み出しました。現在は、機関投資家向けの新しい資本市場インフラを検証するための概念実証(PoC)に移行し、基盤機能の構築が進行中です。SBIホールディングスは、8,000万人を超える顧客基盤を活かし、Striumにおいて機関投資家の需要を満たす役割を果たすことを目指しています。
成長するトークン化市場の中で
米国を中心に、オンチェーン取引やリアルタイム決済、現実資産のトークン化への関心が高まっている中、トークン化金融資産の市場はおよそ1,890兆ドル規模に達するとの予測があります。Striumは、オンチェーンで全ての取引機会を得られる新たな金融サービスの基盤を確立しようとしています。
投資家にとってのメリットとして、24時間体制による迅速な価格形成、継続的な取引機会、スケーラブルな流動性モデルを実現することで、より自由な金融活動を可能にします。AIが取引に参加することも視野に入れており、人間とAIのハイブリッドによるトレーディング環境も構想しています。
今後の展開とビジョン
「Create the world where all the value can stream freely」というミッションの下、Striumはアジアでのオンチェーン金融市場の核となる取引所を目指していきます。また、グローバルな金融システムとの相互運用性を意識し、今後数カ月内に新たな発表が予定されています。
時代の移り変わりの中で、金融システムは大きく変革を迎えようとしています。StartaleとSBIホールディングスの共同によるStrium Networkは、その流れを先導する存在となることでしょう。