米国CORSAIR社が、待望の新製品を発表しました。ミドルタワー型PCケース「FRAME 4000D」シリーズと、次世代の電源ユニット「RMe ATX 3.1」シリーズの計9製品が登場します。これらの新製品は、PC愛好家やゲーマーにとって、性能とデザインの両面で新たな選択肢を提供します。
FRAME 4000Dシリーズ
「FRAME 4000D」シリーズは、背面コネクタ設計のマザーボードに最適化されたミドルタワー型PCケースです。このケースの特長は、独自のInfiniRailシステムを採用しており、120mmおよび140mmファンを自由に配置できる点です。このシステムにより、最大12基のケースファンを取り付け可能になり、高度な冷却性能を実現します。また、トップ、フロント、サイドに最大360mmサイズの水冷ラジエーターを取り付けることも可能で、冷却オプションが豊富です。
さらに、このケースはエアフローを最適化したフロントパネルを備えており、内部の熱を効率良く排出する設計になっています。これにより、オーバークロックなどを行う際にも、安定した動作が期待できます。デザインはシンプルでありながらも、スタイリッシュな外観が映えるため、あらゆるPCビルドにマッチするでしょう。
RMe ATX 3.1シリーズ
次に紹介するのは、CORSAIRの新しい電源ユニット「RMe ATX 3.1」シリーズです。このシリーズは、Cybenetics GOLD認定を受けており、効率の高いActive PFC回路を搭載しています。特に注目すべきは、奥行き141mmというコンパクトな設計で、小型PCケースでも簡単に取り付けが可能です。
これに加えて、RMeシリーズはIntel ATX 3.1に準拠しており、PCI Express 5.1に対応しています。新世代のグラフィックボードでも十分な電力を供給できるため、今後のPCパーツの進化にも柔軟に対応できます。また、12V-2x6コネクタが標準装備されているため、様々なハードウェアと互換性があり、多様なシステムビルドに適しています。
発売情報
気になる発売日はどちらも2025年1月24日で、FRAME 4000Dシリーズは各色18,280円(税込)、RM750e 2025が16,980円(税込)など、予想市場価格は各製品により異なります。
CORSAIR社は1994年に設立され、高性能なPCコンポーネントを提供してきました。その革新性と信頼性から、オーバークロッカーやゲーマーを中心に広く支持されています。これらの新製品もまた、その高いパフォーマンスで市場に影響を与えることが期待されます。
まとめ
新しいPCケースと電源ユニットの登場は、ハードウェアの進化を感じさせてくれます。特に、FRAME 4000Dシリーズの冷却機能や、RMe ATX 3.1シリーズの効率性は、PC自作において重要な要素となるでしょう。興味のある方は、ぜひ発売日を楽しみにしていてください。