北九州高専DX
2021-03-24 14:42:49
北九州工業高等専門学校のビジネススクールがDXノウハウを提供!
北九州工業高等専門学校のエグゼクティブビジネススクールが始動
北九州市に位置する北九州工業高等専門学校(北九州高専)では、企業経営者を対象にしたエグゼクティブビジネススクールがスタートします。このスクールは、最新のデジタルトランスフォーメーション(DX)技術を活用し、中小製造業の企業経営層が直面する課題を解決するためのノウハウを提供することを目的としています。
産業革命における経営者の役割
第4次産業革命が進む中、企業経営者はデジタル化や業務革新の必要性を認識する必要があります。北九州高専が運営するこのプログラムでは、経営者の理解を深めることを重視しており、具体的には国際基準に準拠した生産管理や海外工場における人材育成、さらには生産性向上に繋がる知識を習得することが期待されています。
本プログラムでは、PTCが提供するIoT開発プラットフォーム
ThingWorx®や、PLMプラットフォームのWindchill®を使用したデータの可視化と一元管理を通じて、企業のDX理解を促進します。また、AR技術のVuforia®を用いることで、技術伝承や遠隔支援、デジタルマニュアル作成を実践する機会も設けられています。
地域企業のDX推進に向けて
北九州高専とPTCの連携は、この地域の産業の発展を促す重要な取り組みとして位置付けられています。安川電機の小笠原浩社長は、「私たちはDXを推進するため、北九州高専の取り組みに期待しています。このビジネススクールを通じて地域企業の成長が促進されることを願っています」と述べています。
COVID-19影響下でのデジタル化
また、北九州高専の久池井茂教授は、昨年からのCOVID-19の影響で地域企業のデジタル化の意識が高まっていると指摘し、技術伝承や遠隔支援の重要性が増しているとコメントしました。「先端テクノロジーを習得し、地域企業をリードするためには、PTC社のソリューションを活用する必要があります」と語ります。
PTCが提供する包括的なソリューション
PTCジャパンの桑原宏昭社長は、同社が提供するさまざまなデジタルソリューションが企業のDX推進に欠かせない要素であると強調しています。「私たちは、IoTの環境構築からARの連携まで、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進するための包括的なサポートを提供しています」と述べています。
このビジネススクールのプログラムは、経済産業省からも支持されており、地域企業のニーズに応じた実践的なカリキュラムが組まれています。受講者は、コロナ禍における製造業のDXを実現するための重要なスキルを身につけることができるでしょう。
まとめ
北九州工業高等専門学校のエグゼクティブビジネススクールは、企業経営者にとって貴重な学びの場となり、地域産業のDX推進に貢献していくことが期待されています。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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PTCジャパン株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿住友不動産新宿オークタワー37階
- 電話番号
-
03-3346-8100