アフガニスタンの未来を育む「ランドセルは海を越えて」
株式会社クラレが主催する「ランドセルは海を越えて」プロジェクトは、全国から集めた使用済みのランドセルを通じて、アフガニスタンの子どもたちの教育を支援する活動です。2004年から続くこのプロジェクトは、次第に規模が大きくなり、これまでに累計で15万個以上のランドセルをアフガニスタンへ届けてきました。2024年の活動で21回目を迎えるこの取り組みは、子どもたちに教育の希望を与え、多くの人々を巻き込んできました。
背景と意義
クラレは、ランドセルに使用される人工皮革「クラリーノ®」の大手メーカーとして、その特性を活かしながら、教育機会の提供に寄与しています。使用済みのランドセルは、多くの子どもたちにとって夢を叶える大切な教材として生まれ変わります。
「ランドセルは海を越えて」は、ただ物資を送るだけでなく、アフガニスタンの子どもたちに必要な学用品、例えばノートや鉛筆なども一緒に提供しています。これにより、受け取った子どもたちは教育の場で役立つ道具を手にすることができ、未来を切り開くチャンスを手に入れることができるのです。
ドキュメンタリー動画の公開
この素晴らしい活動の様子をより多くの人に知ってもらうために、クラレはドキュメンタリー動画を制作しました。この動画では、実際にランドセルを受け取る子どもたちの姿や、プロジェクトに関わるスタッフの思いなどが映し出されています。動画は、クラレの公式YouTubeチャンネルや特設サイトで視聴可能です。プロジェクトの内容や背景を知る有意義な映像となっています。
ランドセル応募受付について
2024年度のランドセルの受付は締め切られましたが、2025年には新たに応募の案内が行われる予定です。次回の受付については、特設サイトの「応募について」ページで確認できます。
注意事項
- - 送料は利用者の負担となります。
- - 一部に豚革が使用されているランドセルは、宗教上の理由から、送ることができませんので注意が必要です。
このプロジェクトは単に物品を送るだけでなく、教育の象徴や希望を届ける活動として、多くの人々の思いが詰まっています。今後も「ランドセルは海を越えて」が多くの子どもたちに夢を届けることを期待しています。