会計事務所向け生成AIツール「F&M One GeNNect」が登場
株式会社エフアンドエム(以下、F&M)は、新たな会計事務所向け生成AIツール「F&M One GeNNect」を発表しました。この革新的なプラットフォームは、会計事務所に特化して設計されており、安全性と利便性を兼ね備えています。2025年11月17日に行われるオンラインセミナーを通じて、その詳細と先行公開の機会が提供されます。
背景
近年、生成AIの急速な普及に伴い、会計事務所では導入したいものの「顧問先の機密情報をどう扱うか」といった懸念が高まっています。便利さを享受したい一方で、データ漏洩のリスクを避けるためには厳格な運用が求められます。さらに、人手不足も課題となっており、業務効率の向上が急務です。
F&Mでは、シェアNo.1の労務管理クラウドソフト「オフィスステーション」の開発を通じて得た経験を活かし、安心して利用できるAI環境を構築してきました。その成果が「F&M One GeNNect」として具現化したのです。このツールは、国内のAWS環境を基盤にしており、入力データがAIの学習に使用されることはありません。
F&M One GeNNectの特長
1.
セキュアな環境
F&M One GeNNectは国内のAWSサーバー上で運用され、全ての通信は暗号化されています。これにより顧客のデータを安全に扱えるため、会計事務所でも安心して利用できるのです。二段階認証ログインを標準化することで、高いセキュリティを保持しています。
2.
多彩なAI botを搭載
このツールには、法人税や確定申告に関するサポートを行うAI botが10種類搭載されています。法人税botや顧客対応サポートbotなど、様々な業務に対応できるため、即座に利用できることが利点です。
3.
簡単な導入
使用方法もシンプルで、直感的なUI設計が施されています。初めて生成AIを活用するユーザーでも、スムーズに導入できる環境が整っています。さらに、専門的なサポートチームがバックアップし、導入や運用における相談にも対応しています。
無料セミナーの開催
F&Mは「F&M One GeNNect」の活用方法を啓発するため、無料オンラインセミナーを開催します。日程は、2025年11月17日(月)と21日(金)で、参加は事前申し込みが必要です。セミナーでは、AI導入時のリスク管理や、安心分析できるセキュリティ設計方法、実演デモも行われる予定です。
会社概要
F&Mは、1990年に設立された企業であり、会計サービスを中心に、企業向けの管理支援や財務支援サービスを提供しています。現在、大阪を本社に持ち、全国に拠点を展開しており、982名の従業員が所属しています。証券コードは4771(東証スタンダード)で、安定した経営基盤を誇ります。
これからの会計事務所の新しい形として、「F&M One GeNNect」の導入が期待されます。今後の展開に注目が集まります!