岡山大が新拠点を設立
2025-12-06 00:36:26

岡山大学が難治・希少がん治療をリードする新研究拠点を設立

岡山大学、がん治療の未来を拓く新たな拠点を設立



国立大学法人岡山大学は、12月6日に難治及び希少がんの治療に特化した次世代研究群「再生・細胞医療・遺伝子治療拠点」の認定式を津島キャンパスで開催しました。この新しい研究群の設立は、国際的にも競争力を持つ研究活動として、岡山大学のさらなる発展を目指すものです。

新たな研究群の目的と意義


今回の研究群認定は、岡山大学が地域中核・特色ある研究大学としての地位を確立し、がん治療のイノベーションを進めるための重要な一歩です。岡山大学は、学生や研究者に抱負をもたらし、日本国内外での研究活動を加速させることを目指しています。

次世代研究院は、岡山大学独自の「岡山大学高等先鋭研究院」というシステムを採用しており、これにより多様な専門分野の研究が融合し、新たな知見や技術の創出が期待されます。特に、難治・希少がんに関する研究は、患者の治療成績を飛躍的に向上させるポテンシャルを秘めています。

具体的な研究体制


今回の研究群には、脳神経外科学の田中將太教授と、岡山大学研究・イノベーション共創機構の嵯峨山和美准教授が、代表者およびプロジェクトマネージャーとして就任しました。彼らは、岡山大学病院の各診療科や臨床・基礎医学の専門家たちと連携し、治療製剤の開発や臨床研究を推進していく予定です。

このチームは、地域に根ざした医療の実践と、研究成果を社会に実装することを目指しています。研究が進むことで、希少がんに苦しむ患者に新たな治療法を提供し、社会に貢献することが期待されています。

高等先鋭研究院の取り組み


岡山大学高等先鋭研究院は、単なる研究組織ではなく、卓越した研究力を育成するための「システム」として機能します。このシステムは、研究者の交流や共同研究を促進し、革新的なアイデアが生まれる土壌を提供します。また、経験豊富なプロジェクトマネージャーの支援を受けて、研究資源の効果的な活用が図られます。

高等先鋭研究院長である那須保友学長は、研究者たちの育成や技術的な環境の整備についても意欲を示し、国内外の研究ネットワークを強化することによって、さらなる発展を果たすことを強調しました。

教育と研究の両輪で社会へ貢献


この取り組みは岡山大学にとって、地域との連携を強化し、研究機関としての役割を一層深めることにも繋がります。難治がんの研究を通じて地域社会に対しても貢献しながら、世界に向けてインパクトを与えることを目指します。

岡山大学の次世代研究院は、地域の医療における重要な要素として、持続的なイノベーションを追求していく所存です。これからの進展に期待が寄せられる中、多くの人々がこの新しい研究群の成果に注目しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。