江戸川区出身俳優須賀健太、1人9役に挑戦する新クイズコンテンツ発表

江戸川区ナンIII〜思い込みからの脱出〜

2023年3月14日、江戸川区は新たなクイズコンテンツ「江戸川区ナンIII〜思い込みからの脱出〜」を公開します。この企画は、面白法人カヤックが手掛け、江戸川区のWEBメディア「TOMONI」にて展開されます。本コンテンツは、俳優歴25年の須賀健太さんが主演し、彼が演じるのは探偵「江戸川区ナン」としての役柄だけでなく、1人9役という新たな挑戦も含まれています。

須賀健太の熱演

須賀さんは、江戸川区出身の俳優であり、これまで多くの映画や舞台で活躍してきましたが、1人で9役を演じるのは今回が初めてとのこと。「お話をいただいた時に『僕でいいのかな…』という不安があった」と彼は語り、特に女性キャラクターの声を出す難しさを感じたことを明かしています。それでも彼は「たくさんの役ができて良かったな」と、自身の新たな挑戦に満足しているようです。

多様性の理解を深める

江戸川区は「共生社会」の実現を目指しており、このクイズコンテンツのテーマも多様性の理解を促すことに置かれています。現在、江戸川区では外国人の人口が増加しており、特にインド人が多く住んでいます。この地域は「リトル・インディア」とも呼ばれており、多様な文化が共生する環境が形成されています。

「江戸川区ナンIII」では、成人向けのクイズが10問、子供向けが5問用意されており、参加者は楽しみながら無意識の偏見や思い込みについて学べるようになっています。クイズには多様性に関する問題が多数含まれ、正答率に応じた独自の格付けも楽しめます。

須賀健太のインタビュー

須賀さんはインタビューの中で、役柄の難易度やクイズの内容についての感想を語りました。特に「多様性」に関連する問題は、彼自身も興味深く感じており、理解を深める機会になったと述べています。また、クイズに挑戦することで新たな知識や理解を得ることができることに期待を寄せています。「特にLGBTQ+に関する問題は、多様性の理解を深める上で重要だと感じました」と彼は語ります。

「江戸川区ナンIII」の特徴

本コンテンツは、江戸川区民だけでなく、誰でも参加できる内容になっています。アクティブに学びながら多様性に対する理解を深めることができ、地域の特性を理解する良い機会です。参加者がクイズに挑戦しながら「違い」を意識し、本コンテンツを通じて「共生社会」を実現するための第一歩を踏み出すきっかけとなることを目指しています。

「江戸川区ナンIII」には、さまざまなクイズが揃っており、江戸川区の文化がカレーをテーマにしていることも面白いポイントです。須賀さんもカレーには目がない様子で、「ナンによく合う具はマトンやほうれん草」と自身の好きなトッピングについて語る一幕もありました。