おもチャンネルの魅力
2025-10-29 11:01:19

ビジネスホテルの客室CM「おもチャンネル」新たな発信の舞台裏

ビジネスホテルの客室CM「おもチャンネル」新たな発信の舞台裏



ビジネスホテルの客室内で放送される新しい動画広告メディア「おもチャンネル」が注目を集めています。このメディアは、朝日放送グループの株式会社ABCフロンティアと、ホテル向けのIoTソリューションプロバイダであるブリッジ・モーション・トゥモロー株式会社が共同で運営しています。最近、アンファー株式会社の「スカルプD」のCMが配信され、多くの宿泊客の目に留まることになりました。

「おもチャンネル」とは?



「おもチャンネル」とは、ビジネスホテルの客室内のテレビを利用した動画広告メディアです。客室に入室すると、カードキーを挿入した瞬間に照明が点灯し、同時にテレビが自動的に立ち上がります。そして、音声付きのCM動画が流れ始めます。この仕組みにより、宿泊者への広告到達率はなんと75%を超えるという驚異的な数字を誇ります。

特に、ビジネスホテルには多くのビジネスパーソンが宿泊しており、役職の高い方々も多いため、広告効果が期待できるのです。すでにアパホテルや京急EXインなど、多くの宿泊施設に導入されています。

アンファー株式会社と「おもチャンネル」のコラボレーション



今回の「おもチャンネル」でのCM配信は、アンファー株式会社の「スカルプD」ブランドが担当しています。スカルプD本部のプロモーション課に所属する沖裕史さんは、新たな顧客層を開拓するための取り組みとして、この新しい広告手法を導入しました。彼は、これまで40〜50代の男性に人気だったスカルプDを、より若い20代女性にもアプローチすることをミッションにしています。

沖さんはテレビCMが広く浸透している一方で、新しい商品がターゲット層にうまく届かない状況を改善したいと考え、「おもチャンネル」に出会いました。この新しい広告メディアを利用することで、より効果的に新商品の認知を広げようとしています。

新たな販売機会の創出



「おもチャンネル」を導入した理由の一つは、アパホテルの宿泊者とスカルプDの製品特性が非常にマッチしているためです。ホテルでは入浴が伴い、シャンプーなどの製品を使用する機会が増えます。これにより、宿泊客へのアプローチが自然で効果的だと評価されています。

沖さんは、社内のチームからも新規顧客獲得に対する理解が得られたため、活用の決定は迅速に行われました。彼は、「おもチャンネル」を通じて、どれだけ多くの新規ユーザーにリーチできるかが重要なポイントであると言います。

今後の展望



「おもチャンネル」の最初の配信後には、ブランドリフト調査が行われ、一定の認知獲得があったことは嬉しい知らせでした。一方で、すぐに購入に結びつくかは課題もあり、今後の施策に活かしていく必要性を感じています。特に、シャンプーは気軽に試すことが難しいため、A/Bテストなどのフィードバックを受けて、さらに効果的なサンプリング施策を考える必要があると述べています。

今後、「おもチャンネル」を活用した新しい施策として、30秒枠を4週間にわたって配信することや、フロントでのサンプリングを行う予定です。これにより、より多くの人々に直接商品を手に取ってもらえる機会を増やす狙いがあります。沖さんは、次回はブランディングを強化するために新しいクリエイティブにも挑戦したいと考えています。

この新しい動画広告の技術を駆使して、今後のプロモーション活動に注目です。広告の新しい形を模索する中で、「おもチャンネル」は今後も多くの企業からの注目を集めることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
株式会社ABCフロンティア
住所
浜松町2-3-1日本生命浜松町クレアタワー18階
電話番号
03-6402-4324

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。