口コミで参院選予測
2010-06-24 19:03:44
ネットの口コミで参院選予測!ホットリンクが独自技術で議席数予測を公開
ネットの口コミから読み解く!参院選情勢分析
株式会社ホットリンクは、第22回参議院議員通常選挙の情勢予測を独自に公開しました。その名も「クチコミ@参院選」。同社が保有する膨大な口コミデータベースと、東京大学大学院の松尾豊准教授、末並晃氏らとの共同研究成果を結集した、画期的な試みです。
予測方法は?
この予測システムは、6月11日以降のネット上の口コミを分析。候補者の氏名や政党名といったキーワードから抽出された口コミ数を基に、候補者の属性と得票結果の相関関係を分析しています。さらに、投票日前までの口コミ数の変動も加味することで、精度の高い予測を目指しているとのこと。
第1回予測結果:民主党優勢
第1回目の予測では、民主党が選挙区、比例代表ともに大きく優勢という結果が出ました。選挙区では、民主党が39選挙区で首位を獲得するという予測です。この予測は、6月8日の管直人内閣発足以降の口コミ動向を大きく反映していると考えられます。内閣発足による世論の動向が、ネット上の声にも如実に表れていると言えるでしょう。
今後の展開
ホットリンクは、7月11日の投開票日までに複数回予測を更新する予定です。また、新聞社の世論調査結果との比較や、Twitterのつぶやきデータなどを活用した分析結果も公開。選挙後には、詳細な分析レポートを発表し、本予測の精度や、ネット上の口コミが選挙結果に与える影響について検証を行う予定です。
過去の成功例:衆議院選挙での高精度予測
ホットリンクは、2009年の衆議院選挙においても同様の取り組みを実施。「クチコミ@総選挙」で、300選挙区中241選挙区で当選者を的中させるという、高い的中率80.33%を達成しています。この実績が、今回の参院選予測への信頼性を高める大きな要因となっています。
開発チーム:東京大学の知見
本プロジェクトは、東京大学大学院工学系研究科の松尾豊准教授と、同研究室の末並晃研究員との共同研究によるものです。松尾准教授は人工知能、自然言語処理、Webマイニングなどの分野で数々の受賞歴を持つ第一人者。末並氏は、Web情報を使った選挙予測研究を専門としており、2009年の衆議院選挙での成功に貢献しています。ホットリンクの持つビッグデータ分析力と、東京大学の高度な研究技術が融合した、まさに最強タッグと言えるでしょう。
ホットリンクについて
株式会社ホットリンクは、ブログ分析ツールやTwitter分析レポートサービスなどを提供する、インターネットマーケティング支援企業です。高度な技術とデータ分析力に基づいたサービスで、多くの企業から支持を得ています。
まとめ
今回の「クチコミ@参院選」は、ネット上の口コミという新たな視点から選挙情勢を分析する、画期的な試みです。今後の予測更新、そして選挙後の分析結果発表が注目されます。ネット上の声が、現実の選挙結果をどれだけ反映するのか。その結果は、今後の選挙予測や政治分析において、大きな意味を持つことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ホットリンク
- 住所
- 東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ5階
- 電話番号
-
03-6261-6930