日本発の中東欧向け新サービスが市場に登場 – NXグループのウィーン混載

NXグループが日本発中東欧向け海上輸送サービスを開始

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ企業である日本通運株式会社は、cargo-partner GmbHと提携し、新たに「ウィーン混載」サービスをスタートしました。このサービスは日本から中東欧地域への輸出貨物に特化しており、最近の需要の高まりに応える形での展開となります。

サービス開発の背景

近年、中東欧地域への輸出ニーズが増加する一方で、そこでの混載サービスの選択肢は限られていました。そのため、リードタイムの不確実性が課題とされていました。これらの問題に取り組むため、NXグループは中東欧に強いネットワークを持つcargo-partnerと手を組み、ウィーンCFSを基点にしたスムーズなクロスドック方式を導入しました。

ウィーン混載サービスとは

この新サービスは、日本国内の主要港（東京、横浜、名古屋、神戸、博多、門司）から、ウィーン、グラーツ、リンツ、インスブルック、ザグレブ、プラハ、ブダペストなど、合わせて26ヵ所の中東欧地域への輸送をカバーしています。特に、北欧向け直行船「FP1」を利用したコンテナ一貫輸送により、効率的かつ迅速なサービスを提供します。貨物はウィーンCFSで処理され、各仕向地への丁寧な輸送が行われます。また、運送はNXグループが担当し、安心で安全なサービスを保証しています。

サービスの特長

豊富な仕向地

ウィーンCFSを起点とすることで、中東欧全域に向けた幅広いサービスを提供可能です。cargo-partnerの強力な輸送ネットワークを活用し、高密度なサービスを展開しています。

高い輸送品質

日本から北欧までの輸送は直行船を利用し、一貫した高品質の輸送を実現しています。受取と発送はすべてNXグループの拠点で行い、信頼性の高いサービスを継続的に提供しています。

魅力的な価格設定

従来の輸送サービスと比較して、20%から30%のコスト削減を実現。これにより、お客様にとって非常に魅力的な選択肢となっています。

まとめ

NXグループは、これからも様々な輸送手段を駆使し、顧客のビジネス拡大をサポートしていく方針です。新たに開始された「ウィーン混載」サービスは、その一環として、特に中東欧への輸出を考える企業にとって、不可欠な存在となることでしょう。

御社はこの新サービスを通じて、国際的な物流の非効率を克服し、さらなる事業の成長を目指すことができるでしょう。詳しい情報は、NXグループの公式ウェブサイトを訪れてみてください。