新たな拠点「B&D HAKUBA IWATAKE」が白馬岩岳に誕生
長野県北安曇郡白馬村に位置する白馬岩岳・切久保エリアに、2026年冬に新規開業予定の宿泊施設「B&D HAKUBA IWATAKE」が、ついに公式サイトで予約受付を開始しました。このプロジェクトは、40年以上の歴史を持つ「ロッジいとう」を新ブランドとして再生するもので、地域に根ざした宿泊スタイルを追求しています。
宿泊施設の特徴
「B&D HAKUBA IWATAKE」は、白馬岩岳の大自然の中に位置し、全9室・全室キッチン付きの宿泊施設です。この新たなカテゴリーの宿泊は、非日常を求めるだけでなく、「山がそばにある日常」を楽しむことをテーマにしています。
宿泊者同士が囲み語らう「団欒のひととき」を意識した客室デザインで、理想の日常を演出。部屋ごとに異なるレイアウトを採用し、ゲストが自分のスタイルに合わせた過ごし方を楽しめるよう工夫されています。
スペシャリティーレストラン「&Deli」
宿泊者はもちろん、地域の方々にも楽しんでもらえるデリスタイルのレストラン「&Deli」が併設されます。ここでは、地元の食材と世界的な味覚を融合させた一皿を楽しむことができ、太田哲雄シェフがプロデュースするメニューが自慢です。特にロティサリーチキンやイタリアスタイルのピザは必見。これらに加え、自家栽培のカカオを使用したスイーツも提供され、至極のデザートが待っています。
地域再生へのアプローチ
近年、白馬エリアでは宿泊業の変革が求められています。人手不足や長年親しまれてきた施設の閉業が続く中で、ズクトチエとその子会社は、古民家のリノベーションを試み、地域の未来を見据えた宿泊施設を作り上げてきました。「B&D HAKUBA IWATAKE」もその一環として、地域に住む人々と共に、感謝の念を込めた宿を運営していきます。オーナーが感情移入できる家屋を維持しつつ、未来志向の宿泊体験を提供する仕組みも確立しています。
宿泊者の期待と今後の展開
新たに開業する「B&D HAKUBA IWATAKE」では、宿泊体験そのものもアクティビティと捉えられており、ゲストが食に対する期待をさらに高めるようなプログラムや仕掛けが盛り込まれています。また、特別メニューを用意し、客室内でシェフの味を楽しむ贅沢も提供。
スキーやアクティビティの帰り道にも立ち寄ることができるレストランや、キッチン完備の客室は、ディスカバリーの旅をより充実させることでしょう。白馬岩岳の美しい自然を背景に、また新しい物語が始まる予感がします。
施設の概要
現在、白馬の宿泊業が直面する課題をクリアし、新しいダイアログを生み出し続ける「B&D HAKUBA IWATAKE」。新たな訪問先として、ふるさとの強さや美しさを感じながら、訪れる人々にとって特別な時間が待っています。