触れる絵本キャンペーン
2022-12-01 08:37:18
視覚障がいのある家庭に届く、心温まる「触れる絵本」キャンペーンの報告
視覚障がいのある家庭に贈る「触れる絵本」
視覚障がいのあるご家庭に「触れる絵本」を届けるキャンペーンが、11月1日の点字の日を記念して実施されました。この試みは、公式Twitterを通じて多くの方々に広まり、3,000人を超える方が協力してくれました。最終的に、視覚障がいのある児童が楽しめるように加工された絵本が、5名のご家庭にプレゼントされました。
70年の歴史を経た新たな挑戦
当社は創業70周年を迎え、新たに視覚障がい者の自立支援や社会認知を広げるための活動をスタートさせました。特にTwitterやTikTokを活用し、視覚障がい者に関する情報を積極的に発信しています。この取り組みの中で、多様な視覚障がい児を支援するための手段を考えるきっかけが生まれました。
幼い心を育てるための絵本
日本には素晴らしい点字図書館が存在しますが、視覚障がい児童が絵本を自ら楽しむためには限られた選択肢しかありません。手触りで感じることのできる「触れる絵本」は、親子で一緒に楽しむ新たな方法として大いに期待されています。視覚から得られる情報が欠ける中でも、読み聴かせを通じて子供たちの心を豊かにすることが可能です。
学びの機会を広げるデジタル化
近年、テクノロジーの進化により、視覚障がい者も以前より多くの情報にアクセスできるようになっています。パソコンやスマートフォンを利用して、インターネットを通じた情報収集が可能になり、文章を点字に翻訳することも容易になりました。ただし、視覚障がい者が文字を書くという点においては、いまだに進化の余地が残っています。IT技術を駆使することで、さらなる教育の可能性を開いていくことが必要です。
日本の視覚障がい者の現状
日本の視覚障がい者数は164万人、その中には全盲者18万人、弱視者144万人が含まれています。多くが高齢者に属しており、視覚障がいの社会認知の低さが課題とされています。私たちは、こうした現状を克服し、視覚障がい者がより豊かな生活を送るための支援を続けていかなければなりません。
今後の展望
SNSを利用した広報活動では、視覚障がい者に関連する教育や文化の認知を促進していく予定です。家庭学習や新しい活用事例をオンライン形式でシェアする企画も進行中です。公式TwitterやTikTokでの発信を通じて、より多くのご家庭に情報を届け、視覚障がい者に対する理解を深めていくことを目指します。
会社概要
ケージーエス株式会社は1953年の創業以来、電磁アクチュエータ技術を駆使して人々の生活を支えてきました。信頼性と技術的挑戦を基に、点字セル製品の開発にも携わり、視覚障がい者支援の道を真摯に探求していきます。未来の社会に向けて、さらなる発展と、視覚障がい者の教育向上に寄与する活動を続ける所存です。
会社情報
- 会社名
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ケージーエス株式会社
- 住所
- 埼玉県比企郡小川町小川1004
- 電話番号
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0493-72-7311