フォロフライが贈るラグジュアリーEV「ZEEKR 009」の国内展開

新世代のラグジュアリーEV「ZEEKR 009」の国内デビュー

フォロフライ株式会社は、電気自動車（EV）の新たな選択肢として、プレミアムEVブランド「ZEEKR」から「ZEEKR 009」を国内市場に投入することを発表しました。このモデルは、7人乗りのMPVで、特に家族やグループでの移動時に快適さを追求している点が特徴です。実車は2025年10月に開催予定の「Japan Mobility Show 2025」でお披露目される予定です。

日本市場で唯一無二の7人乗りEV

「ZEEKR 009」は、全長5,209mm、全幅2,024mm、全高1,812mmという大きなボディサイズを誇る高級MPVです。最大7人が優雅に過ごせる室内空間は、国内のプレミアムセグメントにおいて新たなスタンダードを提示します。すでに中国やオーストラリア、シンガポールなど、さまざまな国で高い評価を得ているこのモデルは、日本のお客様にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。

極上の移動空間を実現するインテリア

「ZEEKR 009」は、内装においても多くの工夫が施されています。特に2列目シートにはマッサージ機能付きのキャプテンシートを搭載しており、運転中の快適性を向上させています。さらに、シートヒーターやベンチレーション、ヘッドレストスピーカーといった贅沢な機能が標準装備されています。高速での走行時には、特に静粛性が際立ち、120km/hの速度でも64.5dBという静けさを保っています。会話や音楽も楽しめる快適な車内環境が整えられています。

先進のEV技術とパフォーマンス

「ZEEKR 009」は、航続距離においても優れた性能を持っています。140kWhのCATL製第3世代バッテリーを搭載しており、最大812kmの航続が実現されています。前後デュアルモーターによる「ZEEKR 009」の最大出力は450kW（612馬力）、最大トルクは693Nmで、2870kgの車重を持ちながらも驚異的な加速性能を発揮します。0-100km/hの加速時間は僅か4.5秒と、快適性だけでなく走行性能においても妥協がありません。

洗練されたデザイン

このモデルのデザインは、元アウディのデザイナー、ステファン・シーラフが率いる「Zeekr Global Design Center」によって手がけられ、北欧のエッセンスが感じられます。特に伝統的な大型MPVに新たな価値を付与するような、エレガントかつ先進性を兼ね備えたデザインが施されています。具体的には、Cd値0.27という優れた空力性能、存在感のある大型フロントグリル、そして大型一体型テールライトバーがこのMPVの特徴です。

充実した安全装備

安全面においても、「ZEEKR 009」は妥協を許さない装備が整っています。360度カメラシステムやアダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システムなど、最新の安全技術が搭載されています。これにより、運転時の安心感が大幅に向上しています。

フォロフライの理念と今後の展望

フォロフライ株式会社は、これまでオリジナルの商用EVの市場投入を行ってきましたが、今後は「ZEEKR 009」を通じて販売及びアフターサービスの拡充を進め、日本市場での存在感を高めていく考えです。コネクテッド技術の導入や、ビジネス用途での車両管理など、多様なサービスの提供を視野に入れていることから、今後の展開が非常に楽しみです。