未来型健康管理の新技術
2018-06-27 16:54:25

東工大主催LiHubフォーラムで発表された未来型健康管理の新技術とは

LiHubフォーラムでの新技術発表



2023年10月、東京工業大学主催の第4回LiHubフォーラムが開催され、AIプロテオミクスを用いた未来の健康管理の可能性が議論されました。このフォーラムでは、さまざまな分野から多くの専門家が集まり、健康管理における異分野協業の重要性が強調されました。

CF Partners株式会社もこのフォーラムに参加し、独自に進めている微量採血に基づくAIプロテオミクスの発表を行いました。同社の代表取締役、馬渕浩幸氏は、一般の人々がアスリート同様の健康管理を受けられる未来を描いています。これは、個人が自身のライフデータを提供することで、まるで専属のトレーニングチームがいるかのような体験を実現するものです。

微量採血の可能性



今、CF Partnersが注目しているのが微量採血という手法です。この技術は、通常の血液検査と同等の30項目を高精度で測定できるというもので、国内では初めての取り組みとなります。具体的には、痛みをほとんど感じることなく、日常生活の中で人々の生活習慣を把握できる新たな手法です。

この微量採血から得られるデータは、東京工業大学の林准教授が開発したAIプロテオミクス技術によって解析され、より効率的な健康管理へと繋がります。

AIプロテオミクスとは?



AIプロテオミクスは、タンパク質の変動を解析し、未病や健康の管理を行う先進的な技術です。これにより、人間や動物など、さまざまな生命体において、病気の予兆を捉えたり、適切な予防策を講じたりすることが可能になります。CF Partnersは、多くの賛同者を得て、微量採血キットを使用したデータ構築に取り組んでおり、特にスポーツ整形外科の患者からの血清データを集めています。

プロアスリートとの連携



このプロジェクトには、プロサッカー選手をはじめとする約200名のアスリートが協力しています。彼らから提供される血清データは、疲労から来る骨折や腱の断裂などのリスクを未然に防ぐために活用されます。2018年の夏からは、本格的に微量採血によるサンプル提供が行われ、AIプロテオミクス技術を利用したデータの解析が始まります。

未来の健康管理



CF Partnersは、ライフレコーディングを日常に取り入れ、自身の健康を分析するAIの導入によって、健康を選択できる未来を描いています。自身の健康状態をビジュアル化し、最適なライフスタイルを提案することで、より多くの人々に「マイチーム」の存在を感じさせたいと考えているのです。

私たちは、これからもこの革新的なプロジェクトを進め、多くの人々が自分自身の健康を主体的に管理できる社会の実現を目指します。これにより、1人ひとりが自分自身の健康と向き合い、より良い生活を送るための一助となることを期待しています。

会社情報

会社名
aiwell株式会社
住所
東京都千代田区二番町9-3THE BASE 麹町
電話番号
03-6670-2537

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