メンタルヘルスのリアル
2025-09-18 10:24:03

世界メンタルヘルスデーにリアルな体験を語る卒業生のセミナー

世界メンタルヘルスデーに寄せる意義とリアルな経験



毎年、10月10日は「世界メンタルヘルスデー」として、精神的健康に関する意識を高めるための活動が展開されます。この日を活用して、日本のメンタルヘルス課題に対する理解を深める重要なセミナーが開催されます。2023年も、リワークサービス「リヴァトレ」の卒業生が、自身の経験を元に休職・復職のリアリティを披露する機会が設けられました。

メンタルヘルス不調がもたらす社会的影響



現在、日本国内で約600万人がメンタルヘルスの不調に悩んでいます。特に、うつ病の再発率が約60%という驚異的な数字は、社会全体に深刻な影響を及ぼしています。多くの場合、単に休職して自宅で療養するだけでは不十分で、焦って復帰を試みると、逆に症状が悪化するリスクが高まります。

株式会社リヴァでは、こうした課題に対処するため、復職・再就職をサポートするリワークサービス「リヴァトレ」を運営しています。セミナーには多くの関係者が集まり、メンタルヘルスの重要性を再確認する貴重な場となります。

世界メンタルヘルスデーセミナーの内容



2023年の「第5回世界メンタルヘルスデーセミナー」は、特定非営利活動法人シルバーリボンジャパンや横浜市健康福祉局など、6団体が共催する形で行われます。本講座では、専門家や当事者による講演やパネルディスカッションを通じ、メンタルヘルス問題の現状や支援の在り方を多角的に探求します。昨年同様、多くの方々に参加いただけることを期待しています。

卒業生のリアルな経験



特に注目すべきは、リヴァトレの卒業生が登壇し、自らの体験を共有することです。新卒1年目にメンタルヘルスの不調を抱えながらも、約9ヶ月間の休職を経て復職を果たした「しましまさん」(仮名)が、自身の経緯やリワークで得た気づきについて語ります。彼女の講演は、同じような悩みを抱える人々や、その周囲の方々にとって大変参考になる内容となるでしょう。

社会に広がる意識変革の必要性



メンタルヘルスに対する知識不足が、問題を悪化させる要因の一つとして挙げられています。私たち自身も、メンタルヘルスに関する意識を高め、正しい情報を周囲に広めることが求められています。特に若年層においては、メンタルヘルスの問題が身近なものとして捉えられていないことが多いです。セミナーを通じて、より多くの人々が理解を深め、共感し合えるきっかけになれば幸いです。

「リヴァトレ」の取り組み



リヴァトレでは、「戻ろう、ではなく、進もう。」というコンセプトのもと、メンタルヘルス不調から復帰するためのプログラムを提供しています。心身のコンディションを整えるために、生活習慣やストレス対処法を学び、将来のキャリアデザインを考える機会が与えられます。約1,900名以上の方々が、リヴァトレを通じて社会復帰を果たしており、復帰後の就労続行率は約90%を誇ります。

今後も、リヴァトレの活動を通じて、より多くの方々がメンタルヘルスを正しく理解し、支え合いながら前に進んでいける社会を作っていくための一助となるよう努めていきます。


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会社情報

会社名
株式会社リヴァ
住所
東京都港区西新橋2丁目35-2YP虎ノ門4F
電話番号
03-6809-1604

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