年末年始の生活習慣がもたらす高血糖リスクを調査で明らかに
最近、日本生活習慣病予防協会が発表した調査結果によると、年末年始に9連休を取った人々の間で、高血糖に関連する生活習慣の乱れが顕著に見受けられました。調査は、全国の20歳から69歳までの男女約2500名を対象に実施され、2つのグループに分けて行われました。ひとつは9連休以上を取ったグループ、もうひとつは9連休未満の通常連休グループです。
結果として、9連休以上を取得した人々は、特に「生活リズムの乱れ」や「暴飲暴食」、「運動量の低下」といった健康に悪影響を及ぼす要因が高く、全体的に健康リスクが増加していることが分かりました。これは、糖尿病の主な原因の一つである高血糖のリスクを高める要因ともなり、私たちの食生活や運動習慣がどれほど重要であるかを再認識させられます。
調査の具体的な結果
調査結果では、以下のようなポイントが明らかになりました。
1.
食事の摂取量の増加: 9連休以上のグループにおいて、44%が「甘いもの」、43%が「炭水化物」の摂取量が増えたと回答しました。これは通常連休グループに比べて、それぞれ10ポイント以上の差がありました。
2.
暴飲暴食の自覚: 年末年始に暴飲暴食をしたと自覚しているのは、9連休以上グループの48%であり、通常連休グループの37%と11ポイントの差があります。
3.
運動量の減少: 運動量が減少したと感じているのは、9連休以上グループの51%で、通常連休グループでは43%でした。この差は特に顕著です。
4.
生活リズムの乱れ: 年末年始の生活リズムが乱れたと感じているのは、9連休以上グループの50%で、通常グループの38%との違いが確認されました。
糖尿病に対する意識
調査結果には、生活習慣病の中で「最もなりたくない病気」として54%が糖尿病を挙げる一方、新たな問題も浮かび上がっています。それは、血糖値の指標である「HbA1c」に対する認知度が低いことです。約46%の人がHbA1cを知らないと回答し、「HbA1c」と「血糖値」の違いを理解している人は、約9%に留まる結果でした。これは、私たちが健康管理をする上で極めて重要な指標を軽視していることを示しています。
生活習慣病の予防の重要性
日本生活習慣病予防協会の和田高士代表は「年末年始の休暇を享受することは大切だが、それに伴う食事や運動習慣の変化が高血糖を招くリスクも高い」と警鐘を鳴らします。また、2月から3月にかけては、冬の間の暴飲暴食や運動不足が血糖値に影響を与えやすいとされています。
今後は、春のゴールデンウィークやシルバーウィークに向けて、休暇を取る際にも生活リズムの安定を心掛け、適度な運動とバランスの良い食事を意識することが重要です。それにより、健康を維持し、高血糖のリスクを減らすことに繋がります。
まとめ
年末年始の調査結果から、生活習慣が健康に及ぼす影響が明らかになりました。特に高血糖や糖尿病に関する知識を深めることが、自分自身の健康管理に繋がることをぜひ意識していきたいものです。生活習慣病の予防月間の取り組みを通じて、一人でも多くの人々に健康の大切さが伝わることを期待します。