ママたちを支えるためのクラウドファンディングプロジェクト
子育てを行っている親たちの心に寄り添う書籍が誕生します。一般社団法人乳幼児子育てサポート協会が運営する「産前産後トータルケアネットワーク」は、子育てに関する詳細な実態調査を基に、ママたちのメンタルヘルスを守るための新たな本と白書のリリースを目指しています。このプロジェクトに向け、2025年の6月30日(月)までクラウドファンディングを行っています。今回はその内容を詳しくご紹介します。
クラウドファンディングの目的と背景
母親の精神的な負担は、年々増加しています。子育てをしているママたちのおよそ8~9割が「イライラを感じたことがある」や「子どもを虐待しそうになったことがある」と回答しており、これは深刻な問題です。このような状況を改善するために、同協会では2016年から全国のママ・パパを対象とした「子育て実態調査」を実施し、2023年には4,400名からの回答を得ました。「母親はできて当然」という社会的プレッシャーやサポートの不足が、精神的負担を軽減しない事実を広く知らしめるために、書籍と白書を出版するのです。
書籍の概要
「ひとりじゃないよ、大丈夫。~子育てで迷ったときに読む本~」の構成
ママたちが直面する孤独や産後うつについて、その実態や精神的負担について深堀りします。サポートの難しさや、相談先が明確でない現状も指摘されます。
行本の子育て体験を元に、サポート協会の設立理由や活動内容が語られます。「あなたは一人じゃない」と伝える内容です。
子どもとの関わり方や育児のメソッド、イライラをコントロールするための実践的なアドバイスが紹介されます。親自身の心の健康が子どもの成長に繋がることを強調します。
社会全体でこの問題に取り組む必要性、実際に救われたママ・パパの声、さらには企業や自治体との連携の重要性について述べられます。
白書の取り組み
同協会は、実態調査の結果をまとめた白書を社会に発信し、地域や企業への無料配布を予定しています。母親や父親の精神的負担を軽減する施策の実現を目指し、子育てしやすい社会の構築を提言していく予定です。
リターンの内容
プロジェクトに参加することで、様々なリターンが用意されています。
- - 3,000円 でサイン入り書籍とお礼メッセージ
- - 5,000円 で協会主催の教室へ無料参加券2回分と電子書籍
- - 30,000円 で企業名を掲示した書籍にサポートとして参加
支援の方法は多岐にわたり、各支援者に相応のリターンが用意されています。
プロジェクト詳細
- - プロジェクト名:子育てを頑張るママへ。心がフッと軽くなる本と子育ての実態白書を届けたい!
- - 期間:2025年6月2日~6月30日
- - URL: CAMPFIREプロジェクトページ
終わりに
子育てをするママたちが、一人ではないと感じられるための取り組みとして、この書籍と白書が重要な役割を果たすことを期待しています。これからの支援の形が、母親たちの負担を軽くする一助となることを願っています。