広島県警と中国新聞社が連携し情報発信を強化する取り組み
概要
中国新聞社と広島県警察本部は、デジタルサービスを活用した情報発信の強化を目指し、連携することが決定されました。これは県民の安全と安心を確保するための重要な取り組みであり、今後、新聞社が持つデジタル媒体を通じて様々な情報が迅速に伝達されることになります。
連携内容の詳細
1. 新聞社の会員向けメールを活用した情報発信
今回の取り決めの一部として、中国新聞社が提供する「たるポID」に登録している県内在住者に向けたメール配信が行われます。このメールには、県警による詐欺防止や交通安全運動に関する重要な情報が含まれ、さらに県警のホームページやアプリ「オトモポリス」の利用促進も図られます。この取り組みは、県民にとって身近な情報の提供手段となり、地域の安全意識を高める効果が期待されています。
2. 緊急速報配信
重要なイベントや事故が発生した際には、新聞社のメールマガジンシステムを利用して緊急速報を配信する仕組みも検討されています。これにより、県民は必要な情報を迅速かつ確実に受け取ることができ、適切な行動を取る助けとなります。
3. デジタル誘導策の強化
さらに、「中国新聞デジタル」の記事内に「オトモポリス」へのリンクを設置し、アプリの周知や利用促進を図る試みも進められます。また、アプリ「みみみ」の投稿コーナー「イドバタ」では、防犯や交通安全に関する投稿が掲載される予定です。これにより、地域での防犯意識が高まり、住民の協力が得られやすくなるでしょう。
覚書締結式の開催
このつながりを示すため、覚書締結式が行われます。日時は2月12日(水)午前11時で、広島県警本部で開催される予定です。この式には、広島県警本部長の則包卓嗣氏、そして中国新聞社の代表取締役社長である岡畠鉄也氏が出席します。両者の連携が公に発表されることで、地域住民に対するさらなる安全対策が期待されています。
中国新聞社について
創刊は1892年にさかのぼり、広島県民に密着した情報提供を行っている中国新聞社は、日刊紙の発行やデジタルメディアの運営など、多岐にわたる事業を展開しています。所在地は広島県広島市中区土橋町で、情報を通じて地域社会に貢献する役割を担っています。
今後の情報発信によって、広島県内の安全意識が一層高まり、県民が安心して暮らせる環境の確立に寄与することが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社中国新聞社
- 住所
- 広島県広島市中区土橋町7番1号
- 電話番号
-
082-236-2111