Mistletoeの教育実証事業
2018-10-31 15:00:52

Mistletoeが教育革新へ向けた実証事業を推進、全教職員対象の研修を開催

Mistletoeが推進する教育革新・未来の教室



Mistletoe株式会社が、経済産業省が推進する「未来の教室」実証事業に採択され、この秋、教育界に新たな風を吹き込むことになりました。この事業は、未来の人材育成を見据えたプログラムで、特にSTEAM(科学、技術、工学、アート、数学)教育の重要性に焦点を当てています。

実証事業の一環として、Mistletoeはカリフォルニア州サンディエゴにあるHTH教育大学院と協力し、全国の教育委員会や学校の代表者ら15名を対象とした視察研修を12月上旬に行う予定です。このHTH教育大学院は、創造的な問題解決能力を育むPBL(問題解決学習)に基づく教育を国際的に展開しており、その成果は世界中で高く評価されています。

PBL研修の概要



日本国内での研修は、来年1月4日から6日までの3日間に東京で行われます。この研修では、PBLの手法を取り入れた教育実践を希望する教員が40名参加予定です。参加者の募集は11月23日まで行っており、関心のある教育者が熱望する場となっています。詳細はMistletoeの公式Webサイトにて確認することができます。

取り組みの背景と目的



現在の日本では、Society 5.0を目指した教育改革が求められています。その中で、ICT技術を活用し、新たな産業を支える人材の育成が急務とされています。これを受け、MistletoeはSTEAM教育に重点を置きつつ、問題解決能力を養うPBLを実践することで、日本の教育現場を変革しようとしています。これにより、子どもたちが創造的に問題を解決できる未来志向の「未来の教室」を実現することを目指しています。

取り組みのパートナーシップ



この実証事業は、複数の教育機関と連携して進められています。埼玉県戸田市教育委員会、広島県教育委員会、武蔵野大学中学校・高等学校、学校法人堀井学園などが協力者として名を連ねており、地域の特性に応じた研修プログラムの開発が行われます。これにより、PBLの導入をよりスムーズかつ効果的に進めるための基盤を築くことが期待されています。

グローバルな観点からの普及



Mistletoeは、日本国内におけるPBLの普及促進にも力を入れています。実証事業を通じて取得されるデータやフィードバックを基に、PBL導入の課題を整理し、国内での教育手法の確立をサポートする計画です。また英語の壁や距離の問題、著作権の問題など、導入に際しての様々な壁を乗り越えるための提案を行うことも大きなミッションです。

Mistletoeについて



Mistletoeは、日本の連続起業家である孫泰蔵氏が創設した企業で、未来に直面する社会問題を解決するスタートアップへの投資やその育成を手掛けています。同社はまた、教育分野においてもプロジェクトを推進しており、教育革新がもたらす可能性に向けて積極的に活動しています。

今後の日本の教育現場において、STEAM教育とPBLがどのように広がり、子どもたちの学びを深めるのかに注目です。

会社情報

会社名
Mistletoe株式会社
住所
東京都港区北青山二丁目9-5スタジアムプレイス青山7階
電話番号

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