いわた脳神経外科クリニックの新たな一歩
大阪市城東区に位置するいわた脳神経外科クリニックが、先進的な医療技術を導入しました。
このクリニックでは、AIRS Medical Japan社のAI技術を活用したMRI画像再構成ソフトウェアを2025年3月から導入し、患者さんや医療スタッフの課題を改善し、より快適な検査環境を実現するための取り組みを進めています。
AIRS Medical Japan社の画像再構成ソフトウェアとは
このソフトウェアは、深層学習を利用し、撮影時間を短縮しつつ高精細な画像を生成します。医院内に専用のゲートウェイPCを設置することで、既存のMRI装置と医用画像保管通信システム(PACS)とスムーズに連携可能です。これにより、従来の検査フローを大きく変更することなく、患者さんとスタッフ両方にとって快適なMRI検査環境の実現が期待されています。
導入前の患者・医療スタッフの課題
いわた脳神経外科クリニックでは、以前は患者さんと医療スタッフの双方に多くの課題がありました。患者側では、検査中同じ姿勢でいることが負担に感じられたり、検査の待ち時間が長かったり、仕事の休みの日でないと受診しにくいという問題がありました。医療スタッフのサイドでは、診療受付の終了前に急遽来院する患者さんに対して残業を強いられていたり、検査件数が限られたりする問題がありました。
導入後の改善点
AIRS Medical Japan社のソフトウェア導入後、患者側では検査時間の短縮によって身体的な負担が軽減されています。また、検査待ち時間の短縮により、仕事帰りにより多くの方が検査を受けやすくなっています。医療スタッフ側では、検査時間の短縮が残業時間の減少につながり、1日に行える検査件数が増加しました。さらには、撮影時間を短縮しても画質が向上したことで、より的確な診断が可能になっています。
岩田院長のコメント
岩田亮一院長は、「医療技術は日進月歩で進化しています」と述べ、忙しい患者さんが効率的かつ高精度な診査を受けられる体制整備の重要性を強調されました。その上で、「高解像度の画像で血管の状態を把握しやすくなり、2mm程度の異常にも気づきやすくなりました」と述べ、AIRS Medical Japan社のソフトウェア導入の効果を実感しています。院長は今後も患者さんと医療スタッフ双方にとって快適な診療環境の実現を目指していく意向を示しました。
MRI検査への取り組み
いわた脳神経外科クリニックでは、脳の病気の予防と早期発見が重要だと考えています。気になる症状がある際には迅速にMRI検査を行い、必要に応じて提携医療機関との連携を迅速に行う体制が整っています。また、近隣医療機関からのMRI検査の依頼も受け付けており、より多くの方が効果的に医療サービスを受けられるよう努めています。
詳しい情報や検査の予約については、いわた脳神経外科クリニックの公式ウェブサイトをご覧ください。