医療資格試験がオンライン化
2024-07-03 11:08:39

医療資格試験がオンライン化!「Excert」採用で自宅受験が可能に

医療資格試験がオンライン化!「Excert」採用で自宅受験が可能に



一般財団法人日本医療教育財団が主催する各種資格試験が、オンライン試験プラットフォーム「Excert(エクサート)」を採用し、2024年7月よりIBT方式に移行することが決定しました。

「Excert」は、株式会社ピープルドットが提供するオンライン試験プラットフォームで、従来の紙での試験と同様に、選択式問題だけでなく、記述式問題や画像問題など、幅広い問題形式に対応可能です。さらに、ランダム化された問題出題により、公平性を担保した試験を実施することができます。

「Excert」が採用された背景には、従来の在宅試験では実現できなかった厳格な監視システムが導入された点が挙げられます。受験者は、自宅や会社など、都合の良い場所から受験することができますが、不正行為を防ぐため、リモート試験官による遠隔監視が実施されます。

また、チャットやビデオ通話機能も搭載されているため、受験者は安心して試験に臨むことができます。個人受験だけでなく、団体受験にも対応しており、団体申込みの際には、受験料の団体支払い・個人支払いを選択することも可能です。

オンライン試験プラットフォーム「Excert」とは?



「Excert」は、2021年から多くの企業や団体に導入され、すでに実績のあるオンライン試験プラットフォームです。同日同時タイミングでの1,000人超の受験や、有人監視つきIBTでの利用者数は、昨年度30万人、今年度は40万人を超える見込みです。

日本医療教育財団主催の資格試験について



日本医療教育財団では、医療事務技能審査試験をベースに、医療、介護、保育、医療の国際化に関する各種資格試験、技能認定を実施しています。これらの資格試験は、専門家として能力を発揮するために必要な資格であり、効率よく取得できるシステムが構築されています。

IBT方式の導入により、受験者はより柔軟に、自分のペースで資格取得を目指せるようになりました。興味のある方は、日本医療教育財団のウェブサイトをご覧ください。

株式会社ピープルドットについて



株式会社ピープルドットは、データサイエンス領域におけるスクール事業やデータサイエンスビジネス事業の開発を行う企業です。2017年に日本初となるデータサイエンススクールを開講し、以来、企業や個人に対し、累計10,000名以上(2023年10月末時点)にデータサイエンス関連の教育を提供してきました。

同社は、「個人と組織の課題発見力・課題解決力を前進」させることを理念に掲げ、デジタル分野を主としたコンサルティング事業、データサイエンス領域における事業開発、ビジネスパーソン向けのデータサイエンススクール、企業向けの研修などを提供しています。

オンライン試験の利便性と今後の展望



「Excert」の採用によって、日本医療教育財団が主催する資格試験は、より利便性が高くなりました。自宅や会社など、場所を選ばずに受験できるようになったことは、受験者にとって大きなメリットです。

今後は、オンライン試験の利用がさらに広がる可能性があります。遠隔地に住む人や、仕事や育児などで時間的に制約のある人にとって、オンライン試験は、より多くの機会を提供するでしょう。

医療分野においても、オンライン試験の活用が進み、より多くの専門家が育成されることが期待されます。


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