福祉施設で楽しむ新しいダンスレッスン
一般社団法人フェアリーエンターテイメント(東京都、代表理事:吉川莉奈)は、2026年度の福祉施設向け「訪問型ダンスレッスン〜ハピ★ダンス〜」の参加施設の募集を開始しました。このプログラムは、利用者一人一人の身体的状況に配慮したオーダーメイドのダンス運動療法を通じて、福祉施設内での運動機会を増やし、介護職員の負担を軽減することを目的としています。
訪問型ダンスレッスンについて
このダンスレッスンは、福祉施設の利用者が「ダンスや音楽を楽しむ」「体を動かす」といった願いを叶えるために設計されています。各施設の日中活動の一環として、楽しむことを通じて自発的な活動を促しています。
この取り組みの背後には、吉川代表自身の経験があります。彼女には重度の身体障がいを持つ妹が二人おり、その生活の中で「通所が難しい」「介護職員が不足している」といった現場の実情を痛感しました。そこで、利用者、職員、そして家族が一緒に笑顔になれる自己表現の場を提供することを目指しています。
プログラムの特徴
- - 対象:東京近郊の福祉施設(就労継続支援B型、生活介護、放課後等デイサービス等)
- - 時間:1回約60分
- - 場所:各施設内(広さは自由)
- - 内容:準備運動、リズムポーズ、オリジナルのダンスメソッド
- - 目的:運動不足の解消、心身の健康促進、職員の負担軽減、福祉サービスの向上
導入の拡大とその成果
現在、このプログラムは複数の自治体や福祉事業所と協力し、積極的に導入が進められています。車椅子を利用される方や立って動きたい方、さらには寝たまま参加される方など、それぞれに対応した「完全オーダーメイド型プログラム」として評価されています。
参加者からは、「自分から行動を起こすようになった」「自然に笑い合える時間が増えた」など、嬉しい感想が多数寄せられています。このプログラムを通じて、笑顔が生まれる瞬間が増えています。
「障がいの有無に関わらず、すべての人が自分らしく輝ける社会」を目指して、エンターテインメントを通じた新たな福祉活動を広めていく考えです。この訪問型ダンスレッスンが、福祉施設での楽しいひとときを提供できるよう、今後も努力していきます。
お問い合わせ
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