アステリアとNTTデータ イントラマートがアライアンス契約を締結
2023年、アステリア株式会社(以下、アステリア社)と株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート社)は、アライアンスパートナー契約を発表しました。この契約により、両社はデータ連携と業務プロセスの自動化を行うための強力なプラットフォームを提供することが可能となります。
アステリア社の代表作であるデータ連携ツール「ASTERIA Warp」と、イントラマート社が提供するエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart(R)」が連携することで、企業内部に存在する多様なシステムやデータが効率よく統合され、業務の自動化を実現します。この連携により、企業は時間とコストを大幅に削減しながら、デジタルトランスフォーメーション(DX)を迅速に推進できるようになります。
DX推進の背景とは?
企業が直面する課題として「2025年の崖」があり、これに対処するための業務効率化やビジネスモデルの変革が急務です。特に、業務プロセスのデジタル化は、多くの企業で重要視されています。さらに、ノーコードやローコードの技術は、開発工数を抑制し、迅速なシステム変革を可能にしています。これにより、各企業は更なるデータ活用やAI技術の導入を目指しています。
アライアンスの詳細
アステリア社は、ノーコードで多種多様なシステムとデータを連携する「ASTERIA Warp」により、10,000社以上の企業に導入されており、100種類以上の接続先を持つ豊富なテンプレートを提供しています。一方、イントラマート社は、エンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を通じて10,000社以上に業務プロセスの自動化を実現しています。
今回のアライアンス契約により、両社はシステム連携やDXを加速させるワンストップソリューションを提供できます。企業内の業務システムは「intra-mart」を通じて一元化され、データ連携は「ASTERIA Warp」を使用して行われ、これによりSAPやOracle、Excelなどともスムーズに接続可能です。
ビジネスの拡大に向けて
アライアンスの締結後、両社はセミナーやイベントでの共同プロモーションを行い、共通のパートナーシップを支援することで新たな販路の開拓を目指します。また、各企業のユニークな課題解決に向けたサービス展開も計画しており、さらなるビジネスの拡大を実現していく見込みです。アステリア社の社長である平野洋一郎氏は、このアライアンスが多様化する業務自動化ニーズに迅速に応えるための強力な基盤となると強調しています。
一方、イントラマート社の代表である中山義人氏も、両社の連携により、企業におけるシステム自動化と業務の最適化を強力に推進できると述べています。
今後の展望
アステリアとNTTデータ イントラマートの協力により、企業のDX推進と業務効率化が加速されることが期待されています。両社の融合したソリューションは、日本全国の企業に対して、より早くかつ効果的に展開されていくことでしょう。今後の展開に注目が集まります。
詳しくは、
アステリアの公式サイトおよび
NTTデータイントラマートの公式サイトをご確認ください。