世界初のAI画像識別システム「WORLD SWITCH」
「WORLD SWITCH」とは、リユース商品をECサイトに出品する際の効率的なシステムです。このシステムを導入した企業、株式会社ワサビは、たった3ステップで商品登録を完了できる画期的な方法を提供しています。これにより、ユーザーは日本国内だけでなく、世界中のECモールに簡単に出品できるようになります。
リユース、EC、CtoCビジネスが熱を帯びる中、業界全体の労働環境や作業効率の向上は急務です。ワサビはこの課題に対応するため、AIを活用した商品の画像識別機能を開発しました。このシステムは商品登録にかかる時間を大幅に短縮し、未経験者でもスムーズに商品登録から出品まで進められます。
商品登録の手順とは?
「WORLD SWITCH」による商品登録は以下の3ステップから成ります:
1. 商品を写真に撮ってアップロードします。
2. システムが候補の型番を提示しますので、その中から適切なものを選択します。
3. 最後に推奨価格を入力して出品手続きが完了します。
シンプルなプロセスにより、誰でも短時間で商品登録ができる点がこのシステムの特長です。このAI画像識別の技術を活用することで、中古品の取引環境が一変すると期待されています。
ブランド対応の拡張
ワサビは昨年からこの新システムの開発に取り組んできました。2019年3月6日には、初めてルイ・ヴィトンのリユース商品に対応し、今後さらなるブランドや商品カテゴリーの追加を計画しています。特に高級ブランドの中でも人気のある商材を対象にしており、バッグや財布などがリリース予定です。
ワサビ代表の想い
代表取締役の大久保裕史氏は、自らもブランド古着のEC現場での経験を元に、このシステムの必要性を感じて起業しました。業界の効率化やスタッフ不足、特定マーケットプレイスへの依存など、多くの課題に直面するリユース業者たちが持つ問題をしっかり理解し、それを解決するための手段を模索しているのです。大久保氏は、「リユース業界が未来に向けて変わらなければ、その価値は失われてしまう」と語ります。
循環型社会の実現に向けて
ワサビは、今後リユースビジネスが国境を越えて広がることを見越しています。そして、循環型社会の実現に寄与するために、リユース業界のイメージや存在価値を根本から変えるべく活動を続けています。具体的には5年後、10年後の業界を見据えた戦略的なビジョンを持っているのです。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ワサビ
- - 代表者: 代表取締役 大久保裕史
- - 所在地: 大阪府大阪市北区梅田2丁目5−8千代田ビル西別館4階
- - 設立年月日: 2012年3月2日
- - 公式サイト: https://wasab.net/
このように「WORLD SWITCH」は、リユース商品取引の非効率を大幅に改善し、新たなビジネスチャンスを提供することが期待されています。