ハンセン病患者支援のためのチャリティーイベント
インドの西ベンガル州で活動する特定非営利活動法人わぴねすは、ハンセン病患者に対する支援を目的としたチャリティーイベントを京都で開催します。このイベントは、オンラインでも参加可能で、7月4日、10日、11日の3日間にわたります。
ハンセン病の歴史と現状
ハンセン病は、聖書や日本書紀にも登場する古くから知られる病気で、長い間「恐ろしい伝染病」として偏見を受け、多くの患者が社会から排除されてきました。治療法が確立した現在でも、差別と偏見は根強く、患者たちは多くの困難に直面しています。
特にインドにおいては、ハンセン病患者がコミュニティから追放された結果、数多くの「ハンセン病コロニー」が形成されました。このようなコミュニティは今なお国内に700以上存在し、患者たちは生活に必要な支援が不足している状況です。
食糧支援プロジェクト
コロニーの住民は、長年にわたる差別の影響で、日雇い労働や物乞いでなんとか生計を支えてきましたが、コロナ禍の影響でその環境はさらに悪化しました。現在、正式な職を持たない多くの人々が、十分な食事を取れないという厳しい状況にあります。
わぴねすでは、現地の厳しい状況を受けて、全世帯への食糧キットを配布するプロジェクトを立ち上げました。これまでに218名の支援者から706,600円の支援金を集め、1,472世帯に支援を行うことができましたが、さらなる支援が求められています。
チャリティーイベントの詳細
オンラインイベント「私を整えるアーユルヴェーダ」
- - 日時:7月4日 10:00~12:00(開場9:50)
- - 内容:アーユルヴェーダの基本を学び、免疫力向上や心のケアについての方法をお伝えします。
- - 参加費:クラウドファンディングへのご支援をお願い致します。
- - 申込方法:こちらのフォームにご記入ください。
オフラインヨガイベント「TIMELESS LOVE」
- - 日時:7月10日 10:30~12:30
- - 内容:インドの音楽を使用した誘導瞑想やキールタン(音楽による瞑想法)を体験。
- - 参加費:2000円(収益は全て食糧支援に使用されます)
- - 場所:ヨガスタジオTAMISA 七条鴨川スタジオ
- - 予約方法:Emi Onishiへメール([email protected])
- - 持ち物:楽な服装、飲み物、ヨガマット
オンライン・マインドフルネスの会「Healing ourselves, Healing the World」
- - 日時:7月11日 20:00~21:00(開場19:50)
- - 内容:マインドフルな呼吸瞑想や身体ほぐし、慈悲の瞑想を通じて内なる癒しを促進します。
- - 参加費:700円以上のクラウドファンディングへのご支援をお願い致します。
- - 申込方法:こちらのフォームからご登録ください。
わぴねすについて
特定非営利活動法人わぴねすは、ハンセン病快復者や様々な社会的マイノリティに光を当てる活動を行っています。教育や就労支援を通じて、彼らの差別意識を克服し、社会の中で共に生きることができるようサポートしています。これからも、ハンセン病患者たちへの支援と理解の輪を広げていくことを目指します。
最後に、私たちの活動にご理解とご支援をいただければ幸いです。今後の活動報告や支援の詳細については、
公式ウェブサイトをご覧ください。