小田原食と緑協議会総会
2024-07-01 21:19:29

小田原食と緑の交流推進協議会、第23回総会開催 持続可能な社会づくりへ連携強化

小田原食と緑の交流推進協議会、第23回総会開催 持続可能な社会づくりへ連携強化



生活協同組合パルシステム神奈川、パルシステム生活協同組合連合会、有限会社ジョイファーム小田原の3団体が参加する「小田原食と緑の交流推進協議会」は6月30日、第23回通常総会を開催しました。

総会では、2024年度計画を含む5議案が全会一致で可決されました。協議会は、2023年度は、生産者と消費者、行政などが連携し、小田原地域の課題解決に向けた交流を進めてきました。12月には、小田原市後援のもと開催された「小田原オーガニックフェスタ」に2万5千人が来場するなど、地域住民との交流は活発化しています。

2024年度は、2030年に「小田原地域の魅力が広まり、ものづくりが続いている」という目標の実現に向け、地域連携による課題解決を推進していきます。特に、若手生産者や新規就農者の活躍の場づくりを重点的に取り組みます。

総会後、鳥居啓宣協議会会長は、「社会や農業を取り巻く環境は大きく変化しており、立場を超えて支え合うつながりが重要です。持続可能な社会づくりに向けて、協議会として積極的に活動していきます」と力強く語りました。

協議会設立の第一人者である山本伸司パルシステム連合会元理事長は、講演の中で、小田原での交流発展への期待を表明しました。小田原の里山や海、歴史と人々の魅力に触れながら、協議会の歩みを振り返り、「生産の価値を消費者が学ぶ交流が、生産と消費を結び、価値を価格に転換します」と、活動の意義と今後の展望を語りました。

パルシステム神奈川は、今後も協議会に参加する生産者や利用者とともに、小田原の地域づくりを支援していくことを表明しました。

小田原の食と緑を守る、地域連携の取り組み



小田原食と緑の交流推進協議会は、2002年に設立され、小田原地域の農業振興と食文化の継承、そして持続可能な社会づくりを目指しています。生産者、消費者、行政などが一体となり、地域資源の活用や環境保全、食育などの活動に取り組んでいます。

協議会は、地元産の農産物の販売や収穫体験、食に関するイベントなどを企画・実施することで、地域住民との交流を深め、小田原の食の魅力を発信しています。

近年、農業を取り巻く環境は厳しさを増していますが、協議会は、生産者と消費者の連携強化や新規就農者の育成など、持続可能な農業を実現するための取り組みを積極的に推進しています。

小田原の食と緑、未来への展望



小田原は、豊かな自然に恵まれた地域であり、伝統的な農業が営まれています。協議会は、この貴重な資源を守りながら、地域の活性化と持続可能な社会づくりに貢献していくことを目指しています。

今後、協議会は、若手生産者の育成や新たな農業技術の導入、消費者の食に関する意識改革など、さまざまな取り組みを進めていく予定です。

小田原食と緑の交流推進協議会は、地域住民との連携を強化し、持続可能な社会の実現に向けて、更なる発展を目指していきます。


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