ポラスが贈る新たな建築の扉
埼玉県越谷市に本社を構えるポラスグループは、大学院から高校までの学生を対象とした「第12回POLUS -ポラス- 学生・建築デザインコンペティション」を開催します。このコンペティションは2014年から続いており、昨年は610点もの応募があり、若い建築家たちの独創力に触れる貴重な場となりました。
コンペのテーマ
今回のテーマは「“t軸”の家/家々」。このテーマは、20世紀における地球規模の問題に対するアプローチとして、建築の分野でも「空間の普遍性」を追求することを求めています。21世紀に入り、持続可能な社会を実現するためには、空間だけでなく時間の要素も考慮に入れた新しいアプローチが必要だとされています。
学生の皆さんには、サステナブルな未来にふさわしい、喜びを感じられるような住まいやその集合体を具体的に具現化することが求められます。このプロセスを通じて、建築の新たな地平を切り拓くアイディアを期待しています。
審査員について
審査員には著名な建築家や教授が名を連ねています。審査委員長には横浜国立大学の西沢立衛教授、東京大学の今井公太郎教授、芝浦工業大学の原田真宏教授、さらに建築設計事務所の中川エリカが参加し、建築業界の未来を担う学生たちの創造性を見守ります。
賞金と題・条件
今回のコンペは総額205万円の賞金を用意しています。最優秀賞には50万円、優秀賞には30万円、入選には各15万円が用意されており、また特別賞も設けられています。
応募資格は、2025年4月1日時点で上記の教育機関に在籍する学生であること。作品は木造、規模は7世帯程度であり、テーマに沿ったクリエイティブな提案が求められます。
応募スケジュールと方法
応募期間は2024年11月29日から2025年5月8日まで。公式サイトからの登録が必要です。作品の発表は2025年6月下旬に予定されている公開審査会で行われ、その後も公式サイトで結果が公表されます。
お問い合わせ
このコンペティションに関しての質問は、POLUS学生・建築デザインコンペティション事務局まで、専用のメールアドレスでお問い合わせください。参加する学生にとって、貴重な経験の場となることでしょう。
このチャンスを活かし、未来志向の建築デザインの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。魅力あふれる作品のご応募をお待ちしています!