推し活の実態
2025-01-30 12:34:51

半数以上が推しを持つ現代人、推し活の実態とは

推し活に関する調査結果の詳細



近年、「推し活」という言葉が広まり、多くの人々が自分の「推し」を応援する活動に積極的です。この度、朝日大学マーティング研究所が実施した調査から、推し活の実態が明らかになりました。調査では、現在または過去に推しを持っている人が半数を超え、その対象には男女で大きな違いが見られることが分かりました。

調査の背景



日常生活が多様化し、各人の趣味や興味が細分化している中で、推し活は特に注目されています。ITの進展によって情報は手に入りやすくなり、その結果、推しを応援する活動が余暇の一つの過ごし方として定着しました。具体的には、どのような推し活が行われているのかを把握するための調査が行われました。

主な調査結果



週1回以上の推し活が54.4%



調査結果によると、54.4%の人々が週1回以上の頻度で推し活を行っていることが確認され、特に女性(59.1%)の方が男性(47.2%)よりも多く活動している傾向が見受けられました。年代別に見ると、男性では30~39歳が69.3%と最も高く、次いで40~49歳が61.9%に達しました。一方、女性も18~29歳(60.6%)と30~39歳(73.3%)が相対的に高い反面、40~49歳(52.0%)や50~59歳(45.4%)では低下するという特徴があります。

ひとりもしくは誰かと一緒に推し活



推し活を行う際のスタイルを見てみると、全体の83.0%が「ひとりで行動するタイプ」と回答していますが、特に男性では94.3%と高い数字を示しています。ただし、18~29歳や40~49歳の女性では、誰かと一緒に行動するタイプが相対的に多いことが分かりました。つまり、基本的にはひとりでの活動が主流ですが、一部の世代ではコミュニティとしての要素も強いようです。

男性30~40代の優先度



特に興味深いのが、30代から40代の男性の多数が「推し活」に関連する費用を高く評価している点です。彼らにとって推し活は日常生活において重要な要素であり、お金や時間を投資することを惜しまないと考えられています。一方、女性においても、推し活が40~49歳を除く全世代で高い「優先度の高い費用」と見なされているため、推し活は広く定着していることが伺えます。

調査の結論



今回の調査を通じて、日本における推し活が有力な余暇の過ごし方になっていることが明確になりました。また、推し活にかかる費用の約70%以上が「優先度の高い支出項目」として認識され、消費を促進する活動であることが確認されました。推し活には、観覧、グッズ購入、聖地巡礼、イベント参加など多岐にわたりますが、どの活動が消費に結びつきやすいかは消費者のタイプや推しのジャンルによって異なるため、マネタイズに向けた適切なアプローチの重要性が求められます。

調査の概要



この調査は、2024年10月7日から10月12日にかけて実施され、首都圏に住む20代から50代の男女480名を対象としたインターネット調査により実施されました。詳細なデータは、朝日大学マーケティング研究所のサイトに公開されており、今後の推し活の発展にも注目が集まっています。


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