タイ・バンコクに新たに誕生する「博多焼きもん やまや」
2023年9月4日、タイのバンコクにて、株式会社やまやコミュニケーションズと株式会社JALUXの共同プロジェクトがスタートしました。新設されるのは、焼き物定食専門店「博多焼きもん やまや」です。このお店は、バンコクの複合開発プロジェクト「Dusit Central Park」内に位置し、和食の魅力をタイの人々に届けることを目指しています。
バンコクの新しいグルメスポット
「Dusit Central Park」は、広大な440,000平方メートルの敷地に、ホテル、オフィス、商業施設、高級レジデンス、屋上パークなどが併設される大規模な開発プロジェクトです。その中にオープンする「博多焼きもん やまや」では、日本の焼き物定食を手軽に楽しむことができる寿司レストランとして、バンコクのシーロム地区の中心に位置します。これにより、訪れる多くの人々が新鮮で美味しい日本の食文化を体験できるでしょう。
焼き物定食の魅力
「博多焼きもん やまや」では、博多の伝統的な焼き物をテーマにしたメニューを展開しています。主な料理には、焼き鯖定食、銀鮭定食、豚味噌焼き定食、鶏塩麹焼き定食など、魚や肉の新鮮さを活かした料理がラインナップされています。特に注目されるのは、辛子明太子とからし高菜のおかわり自由のサービスです。この二つは九州・博多の食文化を象徴するもので、焼き物定食の楽しみを倍増させます。
また、料理には厳選した釜炊きのご飯が使用されており、そのふっくらとした食感は焼き魚や焼き肉、辛子明太子との相性が抜群です。これによって、全体の食事の満足度が一層向上します。
日本の食文化を伝える架け橋
「博多焼きもん やまや」では、ただの飲食店に留まらず、日本の食文化の温かさや豊かさを伝える“食の架け橋”を目的としています。これにより、タイの人々は九州、博多の美味しい料理を手軽に楽しむことができます。この新しいお店は、タイ国内での日本食の人気をさらに引き上げる存在となるでしょう。
事業展開の未来
やまやとJALUX ASIA Ltd.は、「日本のいいものを世界へ」という理念のもと、この新業態「博多焼きもん やまや」を皮切りに、さまざまな可能性を模索しています。今後も、タイ国内に多くの店舗を展開し、天ぷら料理や焼き物定食、辛子明太子を多くのタイの人々に愛される料理へと育てていく予定です。
まとめ
この「博多焼きもん やまや」のオープンは、福岡の食文化が海外でどのように展開されていくのかを示す一つの事例です。今後もタイでの日本の食文化の浸透が期待され、バンコクのグルメシーンに新たな風を吹き込むことでしょう。