有田焼ジュエリーブランド「麟 Lin japan」10周年記念の新たな挑戦
佐賀県有田町に本社を構える有限会社金照堂が展開する有田焼ブランド「麟 Lin japan」が、10周年を迎えるにあたり、革新的な試みを発表しました。それは、製造工程で発生する廃棄陶片を使用した新たなジュエリーブランド「麟 Lin Prelude」の創出です。この取り組みは、ただのデザインに留まらず、環境に対する責任感から生まれています。
10周年の思いと新しい展開
2015年に創業した「麟 Lin japan」は、有田焼400年の歴史を背景に、日常に煌めきをもたらすことを目指してきました。業界内外から高評価を受ける中、今般の10周年を契機に、環境保護や資源の有効活用に積極的に取り組む姿勢を示すため、新ブランドの立ち上げを決意したのです。
新しいジュエリーブランド「麟 Lin Prelude」は、製造過程で発生した割れや欠けた陶片を再生し、ユニークなデザインのアクセサリーとして生まれ変わらせます。この取り組みを通じて、廃棄物を減らすだけでなく、有田焼の新たな可能性を探求していきます。
璃 Lin japanの設立理念
「麟 Lin japan」の設立背景には、限りある天然資源への意識と、有田焼職人たちの誇り高い技術の継承があります。高い技術をもちながらも、製造の過程で発生する不良品は日々の課題とされてきました。そのため、企業としての責任を果たすべく、不良品を捨てずに活かす新たな道を選んだのです。
展示会「NEW ENERGY BLDG.」への出展
金照堂は、2025年9月3日から5日まで東京の東急プラザ銀座で開催される合同展示会「NEW ENERGY BLDG.」にブース出展します。この場で、「麟 Lin Prelude」を初めて紹介する予定です。来場者には製品を直接手に取っていただける機会を設け、製品の魅力を伝えます。
展示会の特典として、先着でドリンクサービスが提供される他、オリジナルバッグもプレゼントされるとのこと。製品詳細や来場方法については、事前登録が必要で、来場時には名刺の持参が求められます。
璃 Lin Preludeの魅力
「麟 Lin Prelude」で展開されるジュエリーは、すべてハンドメイドで仕上げられ、世界に一つだけの特別な作品となります。廃棄を減らす努力とともに、顧客に新しい価値を提供することが目的です。陶磁器を身近なアートとして楽しむ文化を育むためとして、金照堂は今後も持続可能な製品開発に取り組んでいきます。
私たちは、このプロジェクトが未来の有田焼を支える一翼となり、さらに多くの人々にその魅力が伝わることを願っています。ぜひ、「麟 Lin japan」のこれからの展開にご注目ください。国境を越えて、多くの人にその美しさが愛されることを目指しています。
お問い合わせ先について
「麟 Lin japan」に関するお問い合わせは、有限会社金照堂までご連絡ください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。