AI時代の仲介力
2026-09-10 11:41:46

AI時代の不動産仲介力を見つめる新たな研究とその展望

AI時代の仲介力を見つめる新たな研究とその展望



不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する株式会社Faciloは、中央大学研究開発機構と協力し、「AI時代の仲介力」についての国際的な調査を実施しました。この研究は、AI技術が進化する中で不動産仲介業務において人間本来の役割がどのように変化していくのかを、学術的な視点から探求するものです。

研究背景


不動産業界では近年、AIの活用が進んでいます。これにより物件情報の検索や提案などが効率化される一方で、価格交渉や信頼関係の構築といった複雑な意思決定には、依然として営業担当者の人間力が不可欠とされています。しかしながら、これまで「仲介力」と呼ばれるこの「人ならではの価値」が日本の不動産実務において十分に測定されてこなかったのが現状です。

研究を通じて、不動産流通市場における仲介担当者の役割がますます重要になると同時に、業界全体での人材不足という課題にも焦点を当てました。これらの問題を解決に導くためには、「人の価値」を明らかにし、その価値を実践できる人材を育成することが求められています。

共同研究の概要


中央大学の不動産ビジネスデザイン研究ユニットとFaciloは、産学連携の一環として、AIへの期待が高まりつつある社会において、不動産仲介会社の営業担当者が持つべき力を明確にする計画を立てました。調査には、直近5年以内に不動産の購入または売却を経験した1,244名のデータが使用され、その結果からAIと人間がどのように役割を分担するべきかが示されました。

研究の結果


調査結果において、物件購入や売却において多くの人が営業担当者からの情報を重視していることが確認されました。特に物件売却の段階では、営業担当者が最も頼りにされる情報源であり、顧客の威信を支える役割は欠かせません。また、AIは補助的な情報源ではあるものの、特定の条件下ではインターネットよりも参照されることも示されました。これは、AIの進化が営業担当者の役割を新たな形で強調していることを示しています。

ファシロの取り組み


Faciloは、これらの研究結果を基に、2026年に実施される宅地建物取引士資格試験の受験者向けに、無償の「Facilo宅建講座 直前対策」を提供します。この取り組みは、共に不動産仲介の未来をつかさどる人材を育てる一環です。講座は、中村喜久夫氏が監修するもので、重要法改正に基づいた内容が盛り込まれています。これにより、受験者は短期間で効率的に要点をつかむことができるでしょう。

未来への展望


Faciloの代表取締役CEOである市川紘は、「AIによって不動産仲介の仕事は失われない」とし、人間ならではの価値がAIによってさらに引き立てられると語ります。また、中央大学の研究者たちも、本研究を通じて不動産仲介業界のAI時代における役割分担を明確にし、業界全体の持続的な発展に貢献していくことを期待しています。

まとめ


今回の共同研究は、AIの力を借りつつも、人間の仲介力が重要であるということを再確認させるものです。不動産業界は結果として「人の価値」を再定義し、仲介担当者がいかにしてその力を発揮するかに焦点を当てることで、今後の発展を目指します。また、その成果は新たな人材育成の基盤ともなるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Facilo
住所
東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー 7F
電話番号
03-4588-4251

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