アライドアーキテクツがアジア全域で「Sherpa AI」を提供開始
アライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、以下「当社」)が新しいAIを活用した業務効率化ソリューション「Sherpa AI(シェルパAI)」を日本を含めたアジア全域で提供開始した。このサービスは、業務プロセスをAI技術によって最適化し、顧客企業を支援することを目的としている。
「Sherpa AI」は、これまでのツールの導入に留まらず、企業の業務ワークフロー全体を見直し、AIを基に業務を再構築することが特長である。これにより、導入後は業務プロセスの改善が期待でき、AIアプリケーションの開発までをサポートするため、業務効率化に寄与する。
サービス開発の背景
最近では、生成AIやその他のAI技術が普及しているものの、多くの企業では実際の業務運営においてAIを有効に活用できていないという問題が取り上げられている。多くの場合、デジタルトランスフォーメーション(DX)やAI導入は部門単位で進んでおり、全体としての最適化に繋がっていないため、導入効果を実感しにくい状態にある。
また、従来の汎用的なSaaSツールやAI製品は、既存業務フローに適していないことが実証され、現場での導入が進まないというケースも少なくない。そして、AI技術の運用が特定のスタッフに限られるため、組織全体としての業務効率化の実現には至っていないとの声が多い。
これらの課題を解決するために、当社は“人間主導とAIの統合”をコンセプトに「Sherpa AI」の提供を始めることとなった。AIを利用した業務プロセスの見える化や再設計をAIのプロフェッショナルたちが支援し、それによって業務の根本からの改善を図るという新たなアプローチを示している。
伴走型AIワークフロー最適化サービス「Sherpa AI」の特徴
伴走型アプローチ
「Sherpa AI」は、ただのコンサルティングやツールの提供にとどまらず、顧客の課題を発見し、それを解決するまでの過程を継続的にサポートすることができる。これにより、企業はAI活用の問題を解消し、より効率的に業務を進めていけるようになる。
業種別最適化
アライドアーキテクツでは、様々な業種に適したAI活用法を模索し、提供する。また、業界特有のニーズに応じた独自のAIアプリケーションの使用も可能だ。
導入事例
実際に「Sherpa AI」を導入した企業の中には、株式会社デジタルチェンジ様があり、そこでの業務効率化が3ヶ月で著しい結果を出した。リスティング広告の検索クエリ分析にかかる時間が2時間半から30分に短縮され、さらに社内全体で質の高いサービス提供が可能となった。
また、株式会社G-COM Joint Stock Company様では、カルテの翻訳データベース業務が導入の結果、33%効率化された。このように、業務の流れ全体を改善することで生まれたメリットは計り知れない。これらの成功事例は「Sherpa AI」がもたらす大きな可能性を示している。
まとめ
アライドアーキテクツにより提供される「Sherpa AI」は、企業の業務効率化に向けた新たな伴走型支援サービスとして注目されている。AIと人間の協働により、継続的な業務改善と最適化を実現することで、企業の競争力を引き上げていくことが期待されている。当社のサービスについての詳細は公式サイトで確認することができる。