万博をより身近に!「LET'S EXPO」がバーチャル体験をサポート
「LET'S EXPO」は、2025年に予定されている大阪・関西万博に向けて、誰もが楽しめる万博の実現を目指すユニバーサルツーリズムプロジェクトです。特に注目されているのが、身体に不自由を抱える方々にも万博を楽しんでもらうための「バーチャル体験サポート」です。このプログラムは、2025年2月3日から事前申込が可能になります。
バーチャル体験サポートの内容
「LET'S EXPO」が提供するバーチャル体験は、何か特別なものです。主に次の三つの体験プログラムが用意されています。まず、2025年日本国際博覧会協会が主催する「バーチャル万博」。次に、LET'S EXPOが企画する「オンラインツアー」、そして第三に、1970年の大阪万博を振り返る「回想体験プログラム」です。
「バーチャル万博」では、アバターとして万博の世界に飛び込み、実際の建物が再現されたパビリオンを巡ります。出展者が展開する展示やイベントを体験できるのが最大の魅力です。一方、オンラインツアーでは、リポーターによって各パビリオンの魅力がライブ配信され、自宅からでも参加可能です。このような形で、参加者はリアルタイムでコミュニケーションを取ることができ、まるで現地にいるかのような没入体験が楽しめます。
回想体験プログラム
回想体験プログラムは、高齢者向け施設でのレクリエーションを意識して設計されています。参加者同士が意見や感想を共有し合うことで、脳の健康維持やストレス解消が期待できます。特に、東北大学の瀧靖之教授が監修することで、脳の活性化にも寄与するとされています。このプログラムは1970年の大阪万博や当時の新聞記事、TV録画放送を使用し、懐かしい思い出を語り合う場を提供します。
広がる可能性
「LET'S EXPO」は、日本最大級の学生ボランティア団体「NPO法人国際ボランティア学生協会」と連携し、全国の高齢者向け施設でこのプログラムを展開する予定です。おおよそ8,400施設以上の施設との連携が期待され、35万人以上の身体に不自由を抱える方々がリアルとバーチャルの両方で万博を楽しむことが目指されています。
この取り組みは、単なるイベントとしての万博を超え、すべての人に新たな可能性を開く重要なステップです。身体に不自由のある方々が最新の技術に触れ、新しい発見と感動を得る機会をどのように提供していくのか、今から楽しみです。
申込み方法と開催情報
バーチャル体験の申し込みは、2025年の万博開催に向け、公式Webサイトで詳細を確認後、法人および団体単位で事前予約を行います。登録は無料で、参加費も不要です。開催は2025年4月下旬より順次開始され、以降は1週間に1~3回の頻度で実施される予定です。
まとめ
「LET'S EXPO」は、万博を誰もが楽しめるものにするべく新たな挑戦を続けています。今後も、さまざまなプログラムや体験が期待されますので、皆さんもぜひチェックしてみてください。