業務改革の鍵!
2021-11-25 10:00:17

手入力から自動化へ!MOBILOTSが決算書OCRを導入し業務改革を実現

MOBILOTS株式会社が決算書OCRを導入



MOBILOTS株式会社は、2019年1月にトヨタファイナンス、住友三井オートサービス、日野自動車の出資によって設立され、バスやトラックなどの商用車のリースや割賦販売を手がけています。最近、同社は取引先の信用リスクマネジメントを効率化するため、『決算書OCR』というシステムを導入しました。

手入力に依存する業界の常識を変える



リース業界では今まで、営業担当者や営業事務が決算書を手入力するのが普通となっていました。担当者の服部氏は、決算書入力が標準的であることに疑問を抱き、「ITやデジタルトランスフォーメーションの時代において、手入力は時代遅れではないか?」と感じたことが導入のきっかけでした。その結果、「手入力を自動化する」という方向に舵を切ったのです。

手入力の慣例にはさまざまな課題がありました。スキル習熟の負荷、入力者による品質のばらつき、そして時間的な負担です。インターネットで情報を調査しながら、最適な解決策を模索していったところ、他社比較の結果、使いやすさを体感できた『決算書OCR』に決定しました。

導入による具体的な効果



スキル習熟の負担を軽減



『決算書OCR』の導入により、入力業務のスキルを習得する研修期間を最大で1/6に短縮することに成功しました。これにより、決算書を初めて目にする事務員も、わずか2か月で入力業務を習得しました。

品質の統一化



また、決算書のフォーマットや勘定科目は取引先によって異なりますが、手入力では入力者の判断が必要でした。しかし、自動化することで、品質のばらつきがほぼなくなり、審査担当からの再提出要求が9割以上も減少しました。

働き方改革の推進



さらに、『決算書OCR』導入後は、決算書1期分の入力時間が約25分から8分に短縮され、1社当たりの入力時間が30分以下になりました。残業も不要となり、働き方改革の効果も期待されています。

決算書OCRとは



『決算書OCR』は、決算書の入力業務を効率化し、かつ精度を高めるためのシステムです。自動化により、時間や労力を削減し、専門知識を持たないスタッフでも作業が可能になります。集約マスタや学習機能を利用して、従来の入力業務にかかる時間を大幅に削減しました。使用するたびに性能が向上し、予測機能も追加されることで、業務全体の効率化が図られます。

会社概要



アロックス株式会社は、システム開発や企業評価に関するコンサルティングを行っています。設立からの成長を通じて、クライアントの業務効率化を支援してきました。今後も企業のデジタル化を推進していく所存です。

まとめ



MOBILOTS株式会社の『決算書OCR』導入によって、業務の自動化と効率化が進み、業界の常識が変わりつつあります。今後の業務改革の一つの成功例として、多くの企業に影響を与えることでしょう。

会社情報

会社名
アロックス株式会社
住所
東京都千代田区神田錦町1-4-11 滝本ビル5階
電話番号
03-3518-2626

トピックス(経済)

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