香川ファイブアローズ、株主総会での決算報告
香川ファイブアローズが2024年9月19日に行った株主総会では、2023年7月から2024年6月までの第19期決算報告が行われました。このシーズンにおいては、チームの目標として「債務超過解消」のほか、「平均入場者数1,500名の達成」や「B2復帰」を掲げて戦い抜いてきました。
売上高の大幅増加
今回の報告によれば、第19期の売上高は4億300万円に達しました。これは昨季の2億3,900万円から約1億6,400万円の増加を示しています。主な要因は、スポンサー収入の大幅な増加です。これにより、チケット収入やグッズ収入もそれぞれ770万円と1,360万円の増加が見られ、スタッフの努力が結果につながりました。
また、地域の自治体からも変わらぬ支援をいただいており、感謝の意を表しています。様々な工夫やコスト削減を行った結果、売上原価や販売費も前期より抑えることができ、単年での黒字化を達成しました。
競技成績と今後の展望
競技成績については、レギュラーシーズンで40勝10敗という勝率0.800を記録し、2位という好成績を収めました。しかし、B2復帰を懸けたプレーオフセミファイナルでは惜しくも敗北してしまい、B2復帰は成し遂げられませんでした。来る2024-25シーズンに向けて選手とスタッフが一致団結し、さらなるチーム強化に取り組むことが求められています。
目標としては「B3優勝」と「平均入場者数2,400名」を掲げ、安定したチーム運営と試合展開を進めていく方針です。
未来に向けた戦略
代表取締役・ゼネラルマネージャーの生岡直人氏は、2025年5月に開催されるプレーオフでのホーム開催を目指す重要なシーズンであると語り、B3優勝とB2復帰を果たすことが今後の使命であると強調しました。また、2026年から始まる「B.革新」での参入に向けて、大きな弾みをつける1年であるとも述べています。
チームとしては、熱烈なファンのサポートを受け、さらなる成長を目指して邁進していくことを誓います。引き続き、香川ファイブアローズへの温かい応援をお願いいたします。