AIが飲料内の異物を瞬時に発見!ユアサ商事の革新的検査装置
ユアサ商事株式会社とconnectome.design株式会社は共同で、飲料内の異物をAIで自動検知する『AI飲料異物検査 F[ai]ND OUTシリーズ3』を開発しました。この装置は、製造ラインに設置することで、一升瓶の中に混入した異物を泡や傷と見分け、1mm以下の小さな異物まで高精度に検出できます。
人間の目視検査の限界を克服
従来、飲料製造現場では、異物混入の検査を人が目視で行っていました。しかし、重い瓶を持ち上げて光に照らし、小さな異物を探し出す作業は、集中力と体力が必要で、作業者の負担が大きかっただけでなく、見落としによるリスクも存在していました。
F[ai]ND OUTシリーズ3は、AIを活用することで、人間の目視検査の限界を克服し、より正確で効率的な検査を実現します。一升瓶1000本/時間、4合瓶1500本/時間の検査が可能で、人手に頼っていた検査工程の自動化に貢献します。
検査工程の自動化で省人化と品質向上を実現
F[ai]ND OUTシリーズ3は、ワインや日本酒などの飲料、醤油などの液体物の異物混入検査にも対応可能です。大規模な全工程の自動化ではなく、検査工程のみの部分的な自動化を推進することで、製造現場の省人化と品質向上を実現します。
未来の飲料製造現場をAIが支える
ユアサ商事とconnectome.designは、今後もAI技術を活用し、飲料製造現場の更なる進化を目指していきます。F[ai]ND OUTシリーズ3は、安全で安心できる飲料を提供するために、重要な役割を担うことになるでしょう。