パネイル増資19億円
2018-06-25 10:00:52

エネルギーとテクノロジーの革新、パネイルが19億円の増資を完了

株式会社パネイル、19億3千万円の第三者割当増資を実施



エネルギーとテクノロジーを融合させた革新企業、株式会社パネイルが大規模な資金調達を発表しました。今回、総額19億3千万円の第三者割当増資を行い、これにより過去の資金調達と合わせて総計31億1千万円を集めました。この資金は、次世代型エネルギー流通基幹システム「パネイルクラウド」の機能強化や実証実験の促進に充てられ、さらなるプラットフォーム事業の拡大が期待されます。

パネイルの思いと背景



株式会社パネイルは、東京・千代田区に本社を構え、次世代エネルギー流通の基盤となる「Panair Cloud」を開発しています。このシステムは、人工知能(AI)とビッグデータの分析技術を駆使して、従来の手動による電力小売業務の管理を自動化・省力化するもので、エネルギー業界における業務効率の向上に寄与しています。コーポレートミッションには、「世界中のエネルギー市場に最先端のEnergy Techを」という強い意志が込められています。

2016年4月の電力小売全面自由化を受け、パネイルは独自に研究・開発を進めてきました。特に、2018年には東京電力エナジーパートナーと共同出資で新会社「PinT」を立ち上げ、Utility3.0の最先端に挑戦するなど、積極的な事業展開を行っています。この新たなアプローチにより、日本のエネルギー業界の新しい形を提示し続けています。

パネイルクラウドの特長



パネイルクラウドは、電力小売業務のさまざまなプロセスを自動化することに特化した次世代のプラットフォームです。これにより、顧客管理や需給管理の業務は、人手を介さずに行われるようになり、売上高販管費率も3%台に削減されています。また、パネイルクラウドはRPA(Robotic Process Automation)技術を活用したCognitive Automationの水準に到達しており、変化に柔軟に対応しながら、自ら考え行動するロボットのような存在として、業務の安定性と効率性を高めています。

2018年5月には、新機能「Panair Energy Automation」を発表し、さらなる自動化の実現を追求しています。これにより、電力小売業における業務のデジタル化が進展し、より効率的で安定的な電力供給が可能になると考えられています。

今後の展望と目標



今回調達した資金により、パネイルは「電力小売業務の完全自動運転」を目指し、プラットフォームのさらなる進化を図る計画です。株式会社パネイルの代表、名越達彦氏は「今後も革新的なEnergy Techを世界中に届けるために邁進していく」とコメント。企業の成長戦略として、新たな事業展開にも挑戦しつつ、エネルギー市場における地位を確立していく方針です。パネイルの取り組みは、エネルギー業界の未来を左右する大きな一歩となることが期待されます。

会社概要


  • - 社名:株式会社パネイル
  • - 所在地:東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエアウエストタワー19F
  • - URLhttps://corp.panair.jp/
  • - 代表者:名越達彦
  • - 資本金:31億2,463万円(資本準備金含む)
  • - 事業内容:次世代型エネルギー流通基幹システム「Panair Cloud」の研究開発

パネイルの未来への挑戦は、我々のエネルギーをもっと良くしてくれるかもしれません。今後の動向に注目したいところです。

会社情報

会社名
株式会社パネイル
住所
東京都千代田区丸の内 1-9-2 グラントウキョウ サウスタワー 17F
電話番号
03-6880-9255

トピックス(経済)

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