「Resilify AI」登場
2025-03-12 11:46:14

PortX、サプライチェーンリスク管理の新サービス「Resilify AI」を発表

PortX、新サービス「Resilify AI」を発表



株式会社PortXは、グローバルなサプライチェーンにおけるリスク管理のデジタル化を目指す新サービス「Resilify AI」の開発に着手したことを発表しました。この新しいサービスは、企業が抱えるリスクをより効果的に可視化し、リアルタイムでの分析を可能にします。

背景


近年、サプライチェーンはグローバル化し、さまざまなリスクが企業経営に影響を与えています。特に製造業や物流業界では、自然災害やサイバー攻撃、地政学的リスクなど、リスクの状況を把握することが困難になっています。このような中で、企業は包括的なリスク管理が求められています。

これまでPortXは、輸送費の入札管理や出荷指示などを支援するクラウドソリューションを提供してきましたが、顧客からの強い要望に応える形で、サプライチェーンリスクの管理を支援する新たなソリューション「Resilify AI」の開発を決定しました。

Resilify AIの特徴


「Resilify AI」では、企業が保有するサプライチェーンデータを統合し、リアルタイムで分析を行います。これにより、リスクの予兆をキャッチし、迅速な意思決定を可能とします。主な特徴は以下の通りです。

1. マルチティア可視化機能


このプラットフォームは、一次サプライヤーだけでなく、二次、三次サプライヤーも含めたマルチティアでの可視化を実現します。リスクが発生した際の影響範囲を迅速に把握し、適切な対策を講じることが可能になります。

2. 早期検知と対策提案


様々なリスク要因をAIで分析し、シミュレーションを実施します。これにより、最適な輸送ルートや代替調達先を提案し、リスク発生時の影響範囲を予測します。

3. 既存サービスとの統合


PortXの他のサービスと連携することで、物流データや取引情報をさらに活用し、より精度の高いリスク分析が可能になります。例えば、サプライヤーの財務状況や出荷遅延データに基づく、供給途絶リスクの予測と代替調達先の提案が実現します。

今後の展開と事前受付


本日より「Resilify AI」の事前受付を開始しました。2025年秋には先行ユーザーに向けての提供を予定しています。導入を検討される企業には優先的にトライアル環境とサポートを提供し、2026年以降は業種や地域を順次拡大していく方針です。

会社概要


株式会社PortXは2019年に設立され、物流支出管理クラウド「PortX」を提供しています。すべての業務フローを可視化し、見積、請求、入札などのデータの一元管理を行うことで、企業の課題解決に寄与しています。今後も、企業のサプライチェーンマネジメントを支援する革新的なソリューションの開発に注力していく考えです。


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会社情報

会社名
株式会社PortX
住所
東京都港区芝5−9−5M.BALANCE+MITA 3F
電話番号
03-6824-5389

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