厚切り牛たんの檸檬、海外初上陸!
2015年に石川県金沢市で創業した「牛たんの檸檬」が、ついに海外進出を果たしました。2025年10月25日に台北市にオープンした同店は、日本の厚切り牛たん専門店の魅力を広める役割を担っています。オープンから1か月で月商約3,500万円を達成したこの店舗は、さまざまな地域の食通たちから注目を集めています。
豊かな日本の味を台湾へ
「牛たんの檸檬」は、その名の通り、厚切りの牛たんを主力メニューとする飲食ブランドです。日本国内での成功に基づき、海外での展開へと進んでいます。台北店のオープンは、特に牛たんが高級食材とされている台湾市場において、非常に戦略的な一手となりました。「日本で人気の厚切り牛たんを手軽に楽しめる」という魅力が、現地メディアやSNSを通じて広まった結果、多くの顧客を惹きつけています。
オープンから1か月で5,142名が来店し、その結果が売上3500万円に結実したことは、今後の展開への期待を高めています。これらの結果から、「牛たんの檸檬」のブランドが国際的な市場でも受け入れられる力があることが証明されました。
売れ筋の人気メニュー
台北店で提供される署名メニューの一つが、希少部位「たん元」を使用した“名物『極み』ステーキ”です。このステーキは、厳選された素材を熟練の技術で炭火焼に仕上げることで、表面の香ばしさと中のジューシーさを両立させています。贅沢な一口ごとに広がる旨みが、この一品を特別なものにしています。また、豊富なサイドディッシュも含まれ、飽きの来ない食体験を提供しています。
さらに、台湾の食文化を反映したセットメニューも用意されており、訪れる客たちはさまざまな部位を一度に楽しむことができます。例として、「極み」ステーキと牛たん焼きのセットや、A5和牛カルビとの組み合わせが特に人気を博しています。これにより、厚切り牛たんの魅力が存分に引き出されています。
国内外での事業拡大
「牛たんの檸檬」は、2024年5月に法人化を果たし、全国展開を見据えたフランチャイズモデルの構築を進めています。国内店舗も急増し、京都、大阪、そして浅草といった主要観光地で人気を集めていることから、今後も新たな出店計画が進行中です。
複数の地方都市に店舗を持つことは、自らのブランドを広めるだけでなく、国際的な展望の強化にも寄与しています。海外成功の経験とブランドの知名度が、今後のフランチャイズ展開にも好循環をもたらしています。
まとめ
「牛たんの檸檬」の台北店の成功は、厚切り牛たんの魅力を広げる大きな一歩です。今後も、会社のビジョンに基づいた国内外での展開を進め、食文化の発信地としての役割を果たしていきます。この快挙が、記憶に残る食の体験を求める人々にとって、どれほどの意味を持つのかを考えると、その旅は始まったばかりです。